KOBE C 情報 先月号

KOBE C 情報 先月号

KOBE C 情報 今月の特集(目の不自由な方むけ)

初めてに出会う秋

  

神戸の秋は、ジャズの一大イベントから人間国宝が出演する能舞台まで見どころが目白押し。鑑賞アドバイスなどを参考に、今までなじみのなかったカルチャーの世界に飛び込んでみて。

MUSIC 神戸ジャスストリート2017

入場券があれば1日または両日、全10会場で自由に鑑賞できる!

日本のジャズ発祥の地・神戸を代表するイベントが今年もやってきた。ジャズ初心者の人にとっては会場選びも楽しみの一つ。大きな会場や老舗ジャズライブハウス、教会などさまざまな雰囲気でジャズを味わって。

日時
10月7日(土曜日)・8日(日曜日)12時~17時
※パレードは両日とも11時~、阪急「神戸三宮駅」北側スタート

料金
1日券 4,500円(前売り4,000円)、両日券 8,500円(前売り7,500円)

当日券販売所
神戸ジャズストリート2017本部(メディセオ駐車場)、ホテル北野プラザ六甲荘、ソネ、東京そば正家本店前、神戸女子大学教育センター、北野工房のまち、神戸倶楽部

お問い合わせ
神戸ジャズストリート実行委員会  電話:080-3864-2011
公益財団法人神戸市民文化振興財団 電話:078-351-3597
詳しくはホームページへ

前夜祭
ザ マーカススクエア神戸(神戸ハーバーランド ホテルクラウンパレス神戸内)
前日も盛り上がる
今年は新しい会場に。ジャズの生演奏はもちろん、出演者と同じテーブルを囲んでの食事も楽しみ。予約制。日時:10月6日(木曜日)19時~21時30分
料金:15,500円(神戸ジャズストリート1日券付き)、19,000円(神戸ジャズストリート両日券付き)

 

初めてでも楽しめる・10会場メモ

国内・海外から約200人のミュージシャンが結集。さまざまなメンバー構成でジャズを演奏する。伝統的なトラッド・ジャズがメイン。演奏者も開催1カ月前まで共演者が分からない!そんなワクワクがこのイベントの魅力。誰とでも共演できるのは実力ある演奏者だからこそ。
1日に約50のステージが行われる。いくつかの会場を巡っても1カ所で最後まで聴いても満足できる内容。
プログラムはホームページでチェックを!

  

本部
パレードの終着地。パレードの演奏を聴いて、ここでチケットを購入する人も多い。

JAZZ STREETパレードスタート地点(阪急「神戸三宮駅」北側)
イベントを街中に知らせるパレード。出演ミュージシャンたちが加わるマーチング・ジャズ・バンドと神戸市消防音楽隊(7日)。生の演奏をぜひ耳にして!

①神戸倶楽部
普段は会員制のクラブなので、足を踏み入れられる貴重な機会。程よい規模で生演奏を聴くのにぴったり。

②神戸パブテスト教会
讃美歌やゴスペルのジャズ演奏を、教会の雰囲気を味わいながら鑑賞できる。

③ホテル北野プラザ六甲荘
1時間ごとに出演者が入れ替わるのがこのイベントの醍醐味。移動中には、北野の街の異国情緒も味わって。

④インドクラブ
飲食可能な会場があるのも楽しみの一つ。ここでは、インド料理のサモサとビールとともに演奏を楽しめる。

⑤北野工房のまち
旧小学校の講堂が会場。レトロで懐かしい雰囲気に包まれジャズを味わえる。

⑥神戸女子大学教育センター
350人収容の一番大きな会場。立ち見スペースもあるので出入りしやすい。ベテランバンドが多数出演。

⑦ソネ
一度は訪れたい神戸ジャズの老舗。シックで洗練された空間でゆったり演奏に浸れる。

⑧グリーンドルフィン
他会場に比べるとボーカルの加わった小編成バンドが多い会場。歌を聴きたい人におすすめ。

⑨NHK神戸放送局
神戸市内の中学・高校生で結成するビッグバンド「神戸ユースジャズオーケストラ」は、この会場だけの登場。しかも演奏は8日12時からの1回だけなので要チェック!

⑩DAY by DAY
バンドと客席の近さがうれしい老舗ジャズサロン。さまざまなスタイルのジャズ演奏を堪能できる。

 

ART 東灘区内の美術館めぐり

特色あるコレクションを楽しめる東灘区内の美術館。各館の成り立ちやコレクションの特徴を知ると、鑑賞がより深まりそう。10月からは特典つきのイベント「第15回神戸東灘アートマンス」がスタート。これを機に、これまで訪れたことのなかった美術館にぜひ出かけてみて。

入館料が割引に アートマンスを利用しよう!

神戸東灘アートマンスは、東灘区内の白鶴美術館、香雪美術館、世良美術館、小磯記念美術館、神戸ファッション美術館、神戸ゆかりの美術館が対象の東灘区のイベント。リーフレットを持参すると、入館料割引のほか特典付きのスタンプラリーに参加できる。また、期間中、美術館を含む各所で無料の音楽コンサートが開かれる。

期間
10月14日(土曜日)~11月23日(木曜日・祝日)

リーフレット設置場所 
上記6美術館、東灘区役所、神戸市総合インフォメーションセンターなど

問い合わせ 
東灘区まちづくり課 電話:078-841-4131

①白鶴美術館
住吉山手6-1-1 電話:078-851-6001 月曜休館
●成り立ち
1934年に開館した私立美術館。白鶴酒造七代目嘉納治兵衛が収集した世界的価値のある美術品を、私蔵するのでなく社会一般に公開するために設立された。
●コレクションの特徴
青銅器や陶磁器などの東洋古美術品約1,300点を本館に、中東の絨毯約150点を新館に所蔵、展示する。国宝の仏教の経巻を2件、重要文化財を22件所蔵。中国殷周時代の青銅器、唐時代の銀器は世界的にも著名。また、絨毯展示専門の美術館は国内では珍しい。
●展覧会情報
「白鶴美術館の中国陶磁器- 寿福の造形・明時代作品を中心に- 」(本館)
「文化の懸け橋- ペルシアと絨毯- 」(新館)
(~12月10日(日曜日))

②香雪美術館
御影郡家2-12-1 電話:078-841-0652 月曜休館
●成り立ち
朝日新聞社の創業者・村山龍平が収集した日本・東洋の古美術品を収蔵・展示するため1972年に設立。館名は彼の号「香雪」に由来する。
●コレクションの特徴
廃仏毀釈による美術品の海外流出を憂え、絵画・書跡・刀剣・仏像など各時代の美術品を幅広く収集した。茶道の名品も多い。注目作品は重要文化財の「レパント戦闘図・世界地図屏風」、長谷川等伯作「柳橋水車図屏風」等。
●展覧会情報
「利休と剣仲」
(10月7日(土曜日)~12月17日(日曜日))
千利休と藪内流の初代・藪内剣仲の交流などを手紙やゆかりの道具等を通して紹介する。

③神戸市立小磯記念美術館
向洋町中5-7 電話:078-857-5880 月曜休館
●成り立ち
神戸市生まれで文化勲章受章画家・小磯良平の作品約2,000点がアトリエなどとともに神戸市に寄贈されたことを機に、彼の業績を伝え、作品を文化遺産として保存していくため神戸市が設立。1992年に開館した。
●コレクションの特徴
小磯良平の油彩・素描・版画・新聞挿絵原画約3,000点を収蔵。注目は、代表作の一つで自分の娘たちを描いた「二人の少女」。彼自身も「よく出来た」と語り、生涯手放さなかった作品。特別展では、彼や神戸とつながりを持つ画家も取り上げる。
●展覧会情報
「ユニマットコレクション フランス近代絵画と珠玉のラリック展」
(~11月12日(日曜日))

④世良美術館
御影2-5-21 電話:078-822-6456 月曜・火曜・コンサート開催日休館
●成り立ち
30歳から画業を開始した世良臣絵の個人美術館。1992年、80歳の時に開設した。ピアノ教師でもあった彼女。音楽と絵を楽しめ、「女性がほっとできる空間」を同館のコンセプトにしている。
●コレクションの特徴
世良臣絵の晩年を中心とした作品約1,000点を収蔵。紫色を好んで使い、野の草花や風景を描いた優しいタッチの作品が多い。交流のあった小磯良平のスケッチなども展示。
●展覧会情報
「世良臣絵・植物画の世界」
(10月11日(水曜日)~12月22日(金曜日))
水彩、ペン、パステル、ガラス絵などさまざまな技法で描いた40点の植物画を展示。

⑤神戸ゆかりの美術館
向洋町中2-9-1 電話:078-858-1520 月曜休館
●成り立ち
神戸で育まれた芸術文化に触れることのできる場として、2007年に神戸ファッション美術館内に開館。神戸にゆかりのある芸術家の作品の収集や保存も行う。
●コレクションの特徴
市の施設に展示されていた作品を中心に、郷土作家の作品約1,100点を収蔵する。注目は油彩画の小松益喜、川端謹次、小出卓二、日本画の西田眞人の作品など。
●展覧会情報
萩尾望都SF原画展
(~11月5日(日曜日))
11月には、神戸ゆかりの作家が描いた神戸港の作品展を開催。新出作品も多く展示される。

⑥神戸ファッション美術館
向洋町中2-9-1 電話:078-858-0050 月曜休館
●成り立ち
ファッション(衣食住遊)をテーマにした公立では日本初の美術館。ファッション都市「神戸」のシンボルとして、ファッションに関する産業や文化の振興を図ることを目的に1997年に開館した。
●コレクションの特徴
18世紀から21世紀までの西洋衣装、民族衣装、ファッション写真・雑誌などファッションに関わる全ての要素を世界的な質と規模で所蔵する。注目は、豪華・華麗な18世紀ロココ衣装。男女計30体以上の衣装と靴、扇、帽子などの服飾小物、コルセットなどを所蔵する。
●展覧会情報
[アート]面に詳細

※休館日は、祝休日と重なる場合などは変更される場合があります。
※所在地は神戸市東灘区です。

 

CULTURE 伝統芸能

伝統や名作を今に伝える催しから、神戸の食とデザインというコラボレーションまで。豊かな表現の世界に触れてみよう。

 

人間国宝台の舞に注目

若い世代を含め、能に触れたことのない人にもその魅力を知ってもらおうと開催される。能シテ方の大槻文藏と太鼓の三島元太郎の2人の人間国宝が出演する貴重な機会。注目は世阿弥作の能「砧(きぬた)」。

第5回神戸能楽の集い
日時
10月8日(日曜日) 12時30分開演
場所
湊川神社神能殿
料金
4,500円(前売り4,000円)
演目
朗読「砧のお話」、舞囃子「松風」、一調「松虫」、能「砧」
問い合わせ
神戸能楽の集い実行委員会 電話:070-5345-9599(10時~17時)
※湊川神社神能殿でもチケット購入可

「砧」 鑑賞アドバイス
●あらすじ
都に上った夫の帰りを待つ奥方が、中国の故事をもとに砧を打って帰らぬ夫を想うが夫が帰らず絶望して亡くなり亡霊となる。
●みどころ
派手さはないが能の深みを感じられる演目。主人公の心情をどう表現するかが最大の見せ場。秋の夜の野山を思い浮かべながら、悲しみを表わす砧の音や動きに注目を。

 

相撲文化に親しむ

江戸時代から力士の間で歌い継がれてきた唄「相撲甚句」。1995年に設立された日本相撲甚句会に所属する神戸相撲甚句会が、伝統的な唄から会員が新たに創作した唄までを披露する。

相撲甚句 第13回西部地区神戸大会
日時
10月21日(土曜日) 13時30分開演
場所
兵庫県民会館県民ホール
料金
無料
問い合わせ
神戸相撲甚句会 電話:078-705-3891(森地)

DESIGN 「食の実践者」たちの思い、夢を形に

「食」をテーマに、神戸の料理人や酪農家、販売者など「食の実践者」たちの思いや描く夢を、さまざまなクリエイターが作り出したものや写真などで展示。食との新たな関わり方を考える種がちりばめられている。
食べられない、食の展覧会。食の実践者だからこそ思い描ける新たな未来をのぞける機会!

つながる食のデザイン展
日時

10月7日(土曜日)~22日(日曜日)
場所
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
休館
10月10日(火曜日)、16日(月曜日)
料金
無料
問い合わせ
KIITO 電話:078-325-2235

CINEMA 映画への愛を感じて

神戸が生んだ映画評論家・淀川長治(1909-1998)の偉業をたたえるとともに、往年の名作を楽しむ映画祭。「時に厳しく批評する淀川さんの姿から、彼を知らない世代にも映画を愛することを感じてほしい」と主催するNPO神戸100年映画祭事務局の小林さん。

新開地 淀川長治メモリアル2017
日時

10月13日(金曜日)~15日(日曜日)
場所
神戸アートビレッジセンターKAVCホール
料金
1作品500円
問い合わせ
NPO神戸100年映画祭 電話:078-954-8044

主な上映作品
「モロッコ」「グランド・ホテル」「恋愛順決勝戦」(13日 淀川長治解説付き)「スティング」「追憶」「黄昏」「ティファニーで朝食を」(14・15日)
※半券提示で「淀川長治貴重映像」(14日15時45分~、15日15時45分~)を鑑賞できる。

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