KOBE C 情報 先月号

KOBE C 情報 先月号

KOBE C 情報 今月の特集(目の不自由な方むけ)

ステージから広がる 想像の世界

 

11月は、見る人の想像の世界を自由自在に広げてくれる公演が目白押し。
魔法の世界や壮大な歴史の物語を繰り広げる人形劇と、体の動きでさまざまな物語を表現する創作ダンスの公演で、想像の世界に羽ばたこう。

「新しい」「驚き」の世界に出会おう

人形劇やダンス公演の醍醐味の一つが、思いがけない想像の世界に出会えること。
4つの公演は観る人にどんな世界を広げてくれるのか。見逃せないポイントとともに紹介する。

 

アラビアンナイト
~魔法のランプと明日のヒカリ~

 

人形劇団むすび座による、子どもも大人も楽しめる人形劇。摩訶不思議な老人に変幻自在なランプの魔人、主人公の少年たちが、ステージを上から下へと自由自在に駆け巡り、観客を不思議な魔法の世界に引き込む。

日時:11月3日(土曜日・祝日) 18時30分
場所:神戸新聞松方ホール(中央区東川崎町1-5-7)
料金:4歳以上3,000円、
   
4歳~小学生の子どもと大人の親子ペア券5,000円
お問い合わせ:神戸中央おやこ劇場 電話:078-341-8069
       
メール:kobe.chuo-oyako[AT]leaf.ocn.ne.jp
※メール送付の際は、[AT]を@に変換ください。

想像する楽しさいっぱい
ステージ全体を使い様々な仕掛けのある舞台は、子どもだけでなく大人も引き込まれてしまいます。人形の動きはアクロバティックで、まるで生きているかのよう。表情が変わらないはずの人形が、表現によって泣いたり笑ったりと表情を変えているように見えるのも驚きです。想像力を膨らませる楽しさをぜひ体験してください。
(神戸中央おやこ劇場 事務局長 豊田さん、平澤さん)

生き生きした人形の動きが魅力
1体の人形を3人で直接手に持って操作する人形劇団むすび座の人形劇。操る人と人形が一体になってステージの上を飛んだり駆けたりする、躍動感ある動きが魅力。見る楽しさに加え、主人公アミンの心の成長もしっかり描き出す。

 

貞松・浜田バレエ団
「創作 リサイタル30」

 

貞松・浜田バレエ団が、団オリジナルの作品を創作し、ダンサーの表現方法を深めるため1年に1回開催しているコンテンポラリーダンスの公演「創作リサイタル」。30年目の今年は、これまでの上演作品から13作品を抜粋して上演する。世界で活躍するダンサーを輩出し続けるバレエ団の創作の源をたどることができる貴重な機会だ。

日時:11月10日(土曜日) 18時
場所:神戸文化ホール 中ホール(中央区楠町4-2-2)
料金:S席5,000円、A席4,000円、B席2,000円
お問い合わせ:貞松・浜田バレエ団 電話:078-861-2609

30回公演を迎えて
30回目という記念の公演を迎え、これまでの歩みが団の基盤を築いてきたことを実感しています。今回の公演では、作品名と表現が直結するような直球の踊りが多い初期作品から、解釈に広がりが生まれ多様な表現が取り入れられるようになった現代の作品までの移り変わり、バレエ団の成長を感じていただけると思います。コンテンポラリーの表現方法は無限です。気構えずにリラックスした心で感じてほしいですね。
(貞松・浜田バレエ団総監督 堤悠輔さん)

堤さんに聞く 上演作品への想い
上演する13作品は、どれもバレエ団の節目節目を代表する作品です。特に「セイラーズ・セイリング」は、阪神・淡路大震災の鎮魂の祈りと神戸への想いを込めて作られた踊りで、神戸を拠点に活動する私たちにとって大事な作品となっています。また、2005年に初演した「DANCE」は、イスラエルの振付家による作品で、観る人を驚かせる舞台となりました。この上演で文化庁芸術祭大賞を受賞し、バレエ団の取り組みを広く印象付けることができた思い出深い作品です。

 

精巧大型人形劇
三國志 総集編

 

1980年代にNHKで放映された人形劇「三国志」を舞台化。人形作家の川本喜八郎氏によって精巧に創られた1.2mの大型人形で、三顧の礼、赤壁の戦い、空城の計など「三国志」の名場面を迫力ある演出で表現する。人形操作は1978年創立の劇団影法師。

日時:11月11日(日曜日) 14時
場所:神戸文化ホール 中ホール(中央区楠町4-2-2)
料金:一階席3,000円、二階席2,000円、高校生以下1,500円 ※就学児から対象
お問い合わせ:神戸文化ホールプレイガイド 電話:078-351-3349

細かな表情と大胆な動きに注目を
人形は、首と胴体部分、手に付いた棒によって操作する棒使い人形。1人が1体の人形を操作するのが基本だが、場面によっては2~3人で1体を操作する。持ち上げて操作するので、大きく大胆な動きが可能。また、糸を使って、目、眉、口、手の平などの細かな動きも表現している。

家族みんなで夢中になって
登場する60体の人形全てが、独創的で人間味あふれる容姿です。それぞれのキャラクターの個性豊かな側面が精巧に表現されている人形にぜひ注目してください。諸葛孔明が亡くなるまでの「三国志」の有名な場面が、ジェームス三木氏の脚本によってエンターテイメントな作品に仕上がっています。講釈師による解説・案内などを取り入れ、初めて見る人や子どもたちにも分かりやすい工夫をこらしています。家族みんなで楽しんでください。
(劇団影法師)

 

藤田佳代舞踊研究所 モダンダンス公演
金沢景子 モダンダンス ステージⅤ

 

日常の中の感動などを表現する「モダンダンス」に取り組む、藤田佳代舞踊研究所の金沢景子の公演。タイトルは「~彼方からここへここから彼方へ~ 虚空から成る 風を宿す 火は生じる 水と巡る 地に立つ」。ジャズピアニストに依頼した新作ジャズの生演奏とともに、「生命の不思議」を表現する。
※ジャズ演奏の出演
坂本千恵(ピアノ・作曲)、深水洋(ドラム)、山田ヒロシ(ベース)、石田裕人(テナーサックス)ほか

日時:11月25日(日曜日) 17時30分
場所:神戸ファッション美術館オルビスホール(東灘区向洋町中2-9-1)
料金:3,500(前売り3,000)円 ※4歳以上対象
お問い合わせ:藤田佳代舞踊研究所 電話:078-822-2066

ジャズ演奏が膨らませる世界
自由な発想と想像力で物語を創り、体で表現するモダンダンス。一つ一つの動きには、根拠と想いが込められている。今作は、地水火風空を金沢景子と研究所所属のダンサー20人が体現。ジャズの生演奏がダンスと合わさり、その世界観を深める。

客席も巻き込んだステージに
今回は新しい試みに挑戦しました。会場は、ダンサーとジャズ奏者が立つステージと、客席が同じ高さです。3者の息づかい、表情、体温を感じ合い、互いの生き生きとしたエネルギーが循環する公演を目指しています。アート作品を鑑賞するように、「何を感じられるか」「何を想像できるのか」を楽しみに気軽に見てほしいですね。
(金沢景子さん)

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