KOBE C 情報 今月号

KOBE C 情報 今月号

KOBE C 情報 今月の特集(目の不自由な方むけ)

神戸の演劇を知りたい・観たい

レパートリーも個性もさまざまな神戸の演劇。1月は創立60周年公演や、オリジナル脚本で総勢50人以上が出演する大作までみどころがいっぱい。
神戸の街で育った演劇とその魅力に触れて、生の舞台の感動を倍増させよう!

インタビュー 神戸の演劇あれこれ

神戸市内では創立から60年を超えるベテラン劇団から、若手中心のフレッシュな劇団まで特色ある劇団が活動中。地域密着型演劇のその奥深い魅力を、兵庫県劇団協議会(兵劇協)事務局長の大西衛一さんに聞きました。

 

兵庫県劇団協議会とは?
劇団間の交流や協力関係を深めるために設立。神戸市内の8劇団を含む県内12演劇集団が所属する。設立50周年の2019年に向けて、加盟団体による合同公演を企画している。

 

Q1:神戸は昔から演劇が盛んだったのですか?今はどうですか?

 

最盛期には職場の中にも劇団がいっぱいありました
1960年前後、日本各地でたくさんの劇団が立ち上がりました。神戸ももちろんそうで、毎月、市内どこかで公演があり、演劇が身近な存在でした。しかし、効率化を求める時代の流れの中、小さな劇団が次々と消えていきました。今も稽古場を見つけることや公演費用を捻出することが大変で、新しい劇団が立ち上がっては消えていく苦難の時代です。それでも、神戸には創立から50年、60年続いている劇団があり、全国的にも希少な存在だと思います。

 

Q2:神戸にはどんな劇団があってどんな人が活動しているのですか?

 

『肝っ玉おっ母とその子供たち』で有名なドイツの劇作家・ブレヒトの作品に特化した劇団、前衛的・実験的な作品を取り上げる劇団など、それぞれに特色があります。劇団員は仕事をしながら活動している人や定年退職した人が多いですが、劇団自由人会や劇団道化座のように芝居に専念した劇団もあります。最近は、演劇ワークショップを通した若い学生の参加や、定年退職を機に演劇を始める人が増えていますね。

 

Q3:地域演劇の魅力を教えてください!

 

地域の演劇の特色は“お客さまが劇団を育てる”こと!
兵劇協では、「地域の必需品になろう」をモットーに、地域に根ざした演劇活動をしています。身近な地元のお客さんに愛されてきたからこそ、長く続いている劇団が多いのだと思います。小さな劇場での公演が多く、役者の熱気を感じとれる客席との距離や、芝居の後にお客さんと役者が声を交わせることも地域密着型の演劇の良さだと思います。今、兵劇協に所属する劇団間の交流が活発になっていて、“いいお芝居を作ろう”という機運が高まっています。ぜひ、地域の演劇に注目してください。

 

2018年1月の演劇情報

劇団自由人会

 

「神戸海軍操練所~幕末蒼蓮華~」

●日時:1月19日(金曜日) 14時・19時開演
●場所:神戸文化ホール・中ホール(中央区楠町4-2-2)
●料金:一般5,000(前売り4,500)円、学生3,500(前売り3,000)円

みどころ
幕末、神戸に勝海舟が開設した海軍操練所を舞台に、坂本龍馬をはじめ、夢と希望に満ちた若者たち達の姿を描く。劇団員に加え、オーディションで選ばれた市民や学生も参加し、総勢50人以上が出演。オリジナルの脚本と音楽に、殺陣も取り入れたエネルギッシュな舞台に注目を。

お問い合わせ:劇団自由人会 電話:078-784-3701

 

劇団四紀会

 

劇団四紀会創立60周年ファイナル・第157回公演チームV.S
「熱海殺人事件~鎮魂歌(レクイエム)~」

●日時:1月27日(土曜日)、2月3日(土曜日) 13時・18時開演
    1月28日(日曜日)、2月4日(日曜日) 11時・16時開演
●場所:元町プチシアター(中央区元町通2-9-1元町プラザ6階)
●料金:3,000(前売り2,500)円 ※チケットは要予約

みどころ
つかこうへいの名作「熱海殺人事件」を脚色。舞台を宮城県石巻市に移し、東日本大震災への鎮魂の想いを込めた熱いヒューマンドラマに仕上げた。劇団四紀会は2017年に創立60周年を迎え、それを記念した公演。舞台との距離が近い約50席の小劇場では、役者の気迫、汗、喜怒哀楽の表情が感じとれる

お問い合わせ:劇団四紀会 電話:078-392-2421(20時以降)
          ファックス:078-392-2422

 

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