KOBE C 情報 今月号

KOBE C 情報 今月号

KOBE C 情報 今月の特集(目の不自由な方むけ)

神戸のパイプオルガンの音色に包まれて

 

教会やコンサートホールにそびえ立つパイプが壮大で厳粛な印象を与える楽器・パイプオルガン。教会音楽の発展とともに、私たちが良く知るJ.S.バッハら多くの音楽家がパイプオルガンによる作品を生み出してきた。鍵盤を押すと風がパイプに送られて音が鳴る、いわば管楽器の集まりのような楽器で、一台のパイプオルガンからは何十種類もの音色が奏でられる。身近に接する機会の少ない楽器だが、実は神戸では優れた音色と音の響きを持つパイプオルガンのコンサートがいくつも開かれている。美しい音の世界をつくり出す、神戸松蔭女子学院大学と神戸国際大学のパイプオルガンに出会いに行こう。

2つの大学チャペルのパイプオルガン

 

鑑賞がぐっと深まるミニ知識

  • 祈りの場であるチャペルでは、パイプオルガンは祭壇と反対側に設置されている。コンサートホールとは違う、厳かな雰囲気も味わって!
  • パイプオルガンは1台1台が特注品。それぞれの音色や音の響きの特色をじっくり感じて!
  • パイプオルガンは、手用の鍵盤、足用の鍵盤、音色を決める音栓(ストップ)を操作して演奏する壮大な楽器!どの音色で演奏するかは演奏者に委ねられ、各奏者ならではの解釈も鑑賞の醍醐味!

 

神戸松蔭女子学院大学

1983年にチャペルのバルコニーに設置された。18世紀・バロック時代のフランスのパイプオルガンがモデル。フランスらしい柔らかな音色が特徴で、チャペル内に優しい音のシャワーが降り注ぐ。

企画課の緋田吉也さんに聞きました
日本で初めて建造された、歴史的なオルガンを再現したパイプオルガンです。31種類の音色を持ち、手用の鍵盤は4つあります。同大の教授がヨーロッパ各地の教会堂を巡って調査した結果を生かしたチャペルでの、美しい響きを体感してください。優れた音響から、バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏会やCD録音も行われています。

神戸松蔭レクチャーコンサート特別公演
冨田一樹オルガン・リサイタル~J.S.バッハと北ドイツ~

日時 2月17日(土曜日) 15時開演
料金 3,000(前売り2,500)円

優秀なオルガン奏者・作曲家を数多く輩出した北ドイツ。その音楽を完成させたJ.S.バッハと、バッハに至るまでの巨匠たちの作品を披露する。冨田一樹は2016年、第20回バッハ国際コンクールのオルガン部門で日本人初の第一位を受賞した。

第31回 神戸松蔭チャリティコンサート2018
鈴木雅明オルガン・リサイタル

日時 3月3日(土曜日) 15時開演
料金 4,000(前売り3,500)円

曲目は、バッハが作曲技法の限りを尽くした「クラフィーア練習曲集第3巻」から、「プレリュード変ホ長調」「キリエ・エレイソン」など。演奏はバッハ・コレギウム・ジャパン音楽監督の鈴木雅明。壮大なバッハの音楽世界を体感できる。

いずれも
場所:同大学チャペル(灘区篠原伯母野山町1-2-1)
お問い合わせ:同大学キリスト教センター 電話:078-882-6124
申し込み:ヴォートル・チケットセンター 電話:03-5355-1280(平日10時~18時)

 

神戸国際大学

2006年に設置されたアメリカ製のパイプオルガン「ルナ」は、最新の技術を取り入れ、中世から近代、各国のパイプオルガンの特徴に対応した音色を奏でる。チャペル全体を包み込む豊かな音の世界を感じられる。

同大学オルガニストの伊藤純子さんに聞きました
「ルナ」は、奏者の想いや息遣いに敏感に反応する繊細なタッチと美しい音色が特徴のパイプオルガンです。自由自在に変わる響きと、26種類の音色が単独または合わさって生き物のようにさまざまな表情の音色を作り出します。パイプオルガンと一体となったチャペルという楽器の内部で、豊かな響きに温かく抱きしめられるような感覚をぜひ味わってください。

バレンタインコンサート
~愛のメロディー~

日時 2月10日(土曜日) 14時開演
料金 無料(先着100人) ※申し込み不要。未就学児不可

オルガニストの亀井優が、バレンタインデーにふさわしい愛をテーマにしたさまざまな曲を演奏。ヴァイオリンとピアノの二重奏で有名なエルガー作曲「愛の挨拶」やロマン派のオーケストラ曲などを、パイプオルガン1台で表現する。曲ごとに異なる音量や音色など、色彩豊かな音の世界を楽しめる。

場所:同大学チャペル(東灘区向洋町中9-1-6)
問い合わせ:同大学キリスト教センター 電話:078-845-3103

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