KOBE C 情報 今月号

KOBE C 情報 今月号

KOBE C 情報 今月の特集(目の不自由な方むけ)

空間とつくる作品の楽しみ

 

鑑賞者も登場人物の一人へと変えてしまう演劇作品や、神戸ならではの建物で展示される空間を含めて作品と捉えるインスタレーション。空間が重要な鍵を握る2つの作品を通して、日常生活で埋もれている私たちの「感じる」感覚を呼び覚まそう。

「感じる」を体験しに行こう

作品空間や劇場空間が生み出す、鑑賞の楽しみがたっぷりつまった2つのイベントをご紹介。

 

KIITOアーティスト・イン・レジデンス2018
椎原保展「旅する KIITO」

旧生糸検査所を改修したデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)を舞台に、現代美術家の椎原保がインスタレーションを制作する。舞台となる1階にはあちらこちらに鏡や電灯などが配置され、鑑賞者は近づいたり離れたりのぞいたりして、自ら「感じる」ことを見つけ出す。空間を自在に使って生み出される予期せぬ景色や意外な見方を発見できる、「感じる」ための展覧会だ。

日時:3月15日(金曜日)~4月7日(日曜日)
場所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
  
(中央区小野浜町1-4)
料金:無料
お問い合わせ:KIITO 電話:078-325-2235

作者の展示解説も
オープニング・イベント

日時:3月15日(金曜日)18時開始
料金無料
定員:50人※要申込・先着順

 

椎原さんの言葉とKIITOで見つけた景色から探る 鑑賞のヒント

KIITOの場所としての魅力は、使い方が多彩なスペースが多いこと
ささいなことを気にして鑑賞してみて
ふとした気づき、普段使わない感覚を大切にして
感じることは旅すること、旅をするように遊びに来て

インスタレーションとは
ある特定の空間に物体を配置した、空間全体を作品とする手法。また、その作品。

椎原保プロフィール
1952年大阪府池田市生まれ。一貫して「感じること」をテーマにインスタレーション作品等を制作。材料は鏡や布、電灯、音、植物などシンプルなものが多い。

 

Fの階公演
なにごともなかったかのように再び始まるまで

劇作家・久野那美らを中心とした演劇ユニット「階」。今年は「Fの階」として、映画と映画館にまつわる物語を、普段映画を上映しているスペースで上演する。映画と演劇が入り混じった空間で、観客も作品世界に入り込んでしまったような、舞台と客席が一続きの劇を体験しよう。

日時:3月22日(金曜日) 20時
            23日(土曜日) (1)11時 (2)15時 (3)19時
            24日(日曜日) (1)15時 (2)19時、
            25日(月曜日) (1)11時 (2)15時
※時間は開演時間
場所:神戸アートビレッジセンターKAVCシアター(兵庫区新開地5-3-14)
料金:一般3,000(前売り2,500)円、学生2,000(前売り1,500)円、高校生1,000円
お問い合わせ:神戸アートビレッジセンター 電話:078-512-5500

 

久野さんに聞く 注目ポイント

映画館のワクワクも
「階」の公演について、「空間が好き」という感想をよくもらいます。昨年は1階にテントを張って落葉を敷き、展望台を作り上げました。今回は、会場への階段部分から、劇で上映する映画のポスターや屋台を設置し、映画館のワクワク楽しい空間を作り出します。

自分に起きた出来事のように
作品の舞台設定やセリフは、様々な解釈ができる余地を残しています。また、観客の存在を物語の中に位置付けて考えているので、お客さんも物語に入りやすいのかもしれません。「分かる」「自分のことかもしれない」と感じる場面がたくさんあるのではないでしょうか。

どんな作品?
「満席でも必ずいくつか席を空けておくこと」。深夜の映画館を舞台に、映画館の都市伝説を巡って7人の登場人物が繰り広げる75分の演劇作品。どの登場人物も見る角度によって主役や脇役に変わり、謎解きのおもしろさも加わる。

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