KOBE C 情報 今月号

KOBE C 情報 今月号

KOBE C 情報 今月の特集(目の不自由な方むけ)

神戸の街で愛されて30周年
神戸市混声合唱団

 

神戸の街で身近に気軽にプロの歌声に親しむことができる役割を果たしてきた神戸市混声合唱団。ソロの声楽家としても活躍する団員たちが、国内外で高く評価される美しいハーモニーを響かせる。1989年に神戸市が同団を設立して今年で30周年を迎えることを記念し、5月のコンサートでは同じくプロ合唱団として著名な東京混声合唱団と共演。日本を代表する2つの合唱団の魅力と合唱の醍醐味を心ゆくまで味わおう。

珠玉のハーモニーを響かせて
神戸市混声合唱団

多彩な作品に挑戦する定期演奏会、ミュージカルやポップス等も取り入れ団員が企画する区民ホールでの公演等、年間約100公演を行う神戸市混声合唱団。30年の歩みと合唱団のこれからを聞いた。

 

コンサートマスター、コンサートミストレスからメッセージ

 

コンサートマスター 福嶋 勲さん(バス)
コンサートマスターとして常に願うことは、どれだけ演奏の場が増えても、その大小に関わらず、一つ一つの演奏に対し全団員が【誠実】に取り組むことです。それは、お客様に対して、楽曲に対して、そして舞台を共にする仲間に対しても…。うれしいことに、団員たちはじめスタッフ皆の努力で、応援をしてくださるお客さまも年々増え、今では満員御礼も珍しいことではなくなってきました。しかしおごることなく、これからもそんな【誠実】さをしっかりと持った団でありたいと思います。

コンサートミストレス 内藤 里美さん(ソプラノ)
皆さまこんにちは!神戸市混声合唱団は在団30年の素敵な先輩歌い手から、大学院を修了したばかりのピチピチの歌い手までの幅広い年代のメンバーで構成されています。みんな強烈な個性の塊。そんな団員一人一人が企画を担当する公演がありますが、それぞれの個性が爆発して魅力たっぷりな公演となっています!年代を超え、お互い信頼し尊敬しあえる仲間だからこそ作れるハーモニー。これが神戸市混声合唱団にしか作れない音なのではと思います。

 

日本屈指の合唱団への軌跡

 

1989年の設立以降、活動の広がりや団員を支え続けてきた神戸市混声合唱団マネージャーの皆本美千代さんが30年を振り返る。

大震災の中で心に寄り添う歌を
1995年の阪神・淡路大震災では、被災地に入れない団員たちがすぐに関西の商業施設等で義援金コンサートを行いました。また、被災した人の思いに音楽で寄り添いたいと、市内各地の避難所でコンサートを始めました。これが、今も続くしあわせの村(北区)でのマンスリーミニコンサートの始まりです。心を合わせ、聴く人の心に寄り添う合唱は、今も脈々と団員に受け継がれています。

“合唱の国”ラトビアとの交流
2010年にラトビア共和国リガ市の合唱団と姉妹合唱団提携を締結しました。これを機に、リガ市で行われる世界規模の合唱祭への出演、同団との共演、ラトビアの指揮者を招いた公演等で交流を重ねています。自然で自由な声を大切にするラトビアの歌唱技術の習得は、合唱団の技術向上に大きな役割を果たしています。

歴代指導者による幅広いレパートリー
歴代の指揮者、音楽監督のご尽力で、合唱団は日本歌曲からオペラ、アカペラ、ポップス、シャンソン、宗教曲等、ジャンルを超えた広いレパートリーを演奏致しております。神戸市混声合唱団員は、2年に1度実施される資格審査やオーディションにより、団員である誇りと、さらなるスキルアップのために日々熱意をもって研鑽を積んでおります。

 

公演情報
神戸市混声合唱団 設立30周年記念 特別定期演奏会
東の東京混声合唱団×西の神戸市混声合唱団

日本を代表する2つの合唱団が、合同や単独、女声、男声など様々な編成でハーモニーを披露。曲目は、日本の唱歌や神戸市混声合唱団音楽監督・松原千振が造詣の深いシベリウスの「恋する人」op.14ほか。NHK全国学校音楽コンクール、全日本合唱コンクールの課題曲も披露し、合唱に親しむ全ての人に合唱の神髄を届ける。

日時:5月17日(金曜日) 19時開演
場所:神戸文化ホール大ホール(中央区楠町4-2-2)
料金:S席4,000円、A席3,000円、25歳以下1,000円
お問い合わせ:公益財団法人神戸市民文化振興財団演奏課 電話:078-361-7241

 

子ども向けコンサートも

 

これまで「あなたに贈るコンサート」の名称で親しまれてきた神戸市混声合唱団、神戸市室内管弦楽団の公演が2019年度から「区民センターシリーズ」の名称に変わる。また、子どもたちに神戸ならではの本物の音楽に触れてもらいたいと、「こどもコンサートシリーズ」を7、8月に開催する。

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