デビュー25周年記念山形由美 荘村清志・加藤昌則トリオコンサート~愛のアンソロジー~ |
日 時 2011年8月30日(火)
開 演 15:00 (開場 14:30)
会 場 神戸文化ホール 中ホール
料 金 25周年記念価格 2,500円 【全席指定】
発売日 会員先行2011年4月12日(火)
一般発売2011年4月15日(金)
■主 催 ㈶神戸市民文化振興財団 神戸文化ホール
(c)Toru Koike
山形由美(フルート)
東京都出身。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業後英国へ留学。これまでに野口博司、小泉剛、吉田雅夫、サー・ジェームズ・ゴールウェイ、エドワード・ベケット、スーザン・ミラン、トレヴァー・ワイなどの諸氏に師事。特にゴールウェイ氏には数少ない弟子のひとりとして教えを受けてきている。
1986年ファーストアルバムをリリース、同年第1回リサイタルを開催、またたく間にフルートの新星として知られるようになる。以降、ソロ活動に加え全国主要オーケストラとの共演、ロンドン室内オーケストラ、チェコ・プラハ管弦楽団、ドイツ室内管弦楽団、ベルリン室内管弦楽団、ルーマニア室内管弦楽団、イ・ムジチ合奏団、ヴェネツィア室内合奏団などの海外オーケストラとの共演を行う。95年「神戸クラシックエイド」におけるロリン・マゼール指揮、ピッツバーグ交響楽団との共演では3000人の聴衆を魅了し、新たなる飛躍を感じさせた。2001年には演奏生活15周年を迎え、記念エッセイ「フルート、天使の歌」(時事通信社)を出版。爽やかな筆致で好評を呼ぶ。今までにソニークラシカル、キングレコードより12枚のCDを発表。また、2005年11月にはヴェネツィア室内合奏団との共演CD「Luce~ヴェネツィアの光と夢~」をリリース。初のセルフ・プロデュースによるこのCDは、日本ではイマジン・ベストコレクションから、ヨーロッパではイタリアのリヴォアルト社からリリースされ、大好評を博している。
テレビ・ラジオの出演も数多く、音楽番組はもとより、NHK「連想ゲーム」TBS「サンデーモーニング」などの出演を通して広い知名度を持つ。これまでの各地における2000回を超える精力的な演奏家活動や放送を通じてフルートに対する人々の関心を広く集め、フルート愛好者を増やした功績は大きい。2006年にはデビュー20周年を迎え、日本とイタリアでヴェネツィア室内合奏団とともに記念ツアーを開催、大好評を博した。2008年には、ファンの熱い要望によって、86年のデビュー盤以来キングレコードよりリリースされたCD9枚が相次いでデジタル・リマスタリングによって完全復刻発売された。2011年に演奏生活25周年を迎え、2月14日にはセルフ・プロデュースCD第2弾「Anthology~愛のアンソロジー~」をリリース。また3月14日には初の楽譜集も発売するなど、ますますの活躍が期待されている。
オフィシャルホームページ http://www.yumi-yamagata.com/
photo Sayaka Ikemoto
荘村清志(ギター)
9歳よりギターを始める。1963年に巨匠イエペスに認められ、翌年スペインで氏に師事。
67年と68年にはヨーロッパ各地でリサイタルを行ない、69年の日本デビューで、「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得た。71年には北米で28に及ぶ公演を行い、国際的評価を不動のものにした。74年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍全国にその名と実力が知られることになった。
日本人作曲家にも多数作品を委嘱、新作の初演にも意欲的である。とくに武満 徹には74年に「フォリオス」、93年に「エキノクス」(初演94年)を委嘱し、ギタリストにとって重要なレパートリーの一つとなっている。「ギターのための12の歌」は荘村清志のために編曲され77年に初演・録音、「森のなかで」を96年全曲初演を行った。
レコーディング活動も積極的に行ない、EMIミュージック・ジャパンより数々のCDを発売している。
2007年6月~8月期にNHK教育テレビ「趣味悠々」のギター講師として再登場し、改めて日本ギター界の第一人者として全国にその名をとどろかせた。
2008年には、ミラノ弦楽合奏団との日本ツアーでは好評を博した。また同年秋にはスペインにてビルバオ交響楽団の定期演奏会に出演するとともに、荘村にとっては初の《アランフェス協奏曲》録音を実現、本年5月にリリースされたCDは早くも名盤の呼び声が高い。7月にはビルバオ交響楽団との日本ツアーを大盛況のうちに終えている。
現在、東京音楽大学客員教授。
オフィシャルホームページ http://www.shomurakiyoshi.com/
(c) Wataru Nishida
加藤昌則(作曲・ピアノ)
神奈川県出身。
東京芸術大学作曲科を首席で卒業し、同大学大学院修了。卒業作品が東京文化会館にて初演される。
在学中より自作自演による活動を始め、コンクール等にも自演により入選、入賞の経験を持つ.作曲家としても、東京芸術大学打楽器アンサンブルコンサートの学生公募作品の代表として選ばれ初演された他、アジアミュージックフォーラム韓国公演に日本代表として参加など、実績を積む。活動は、その後海外にも向けられ、ロンドンのセント・ジェームス教会(イギリス赤十字社主催)や、イタリアなどでも自作品によるコンサートを開き好評を得る。
これまでにNHK−FM「FMリサイタル」、「名曲リサイタル」などに出演、自作品を演奏し、放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼んだ。
2001年4月、デビューCD「SOLO」(アートユニオン/ART-3067)を発売。2002年10月には、同CDの収録全曲所収の楽譜集も出版した。
また2003年1月、女声合唱組曲「5つのソネット」の楽譜を出版し、同年3月、ムジークフェライン・ブラームスザールにてウィーンデビューを果たした。
2005年6月、日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ〜サクソフォンとオーケストラのための〜」を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、好評を博した。同作品は、須川展也のアルバムにも収録され(金聖響指揮、東京交響楽団)、また09年3月ブラティスラヴァにても演奏され満場の喝采を浴びた。
2006年自身初のオペラ作品「ヤマタノオロチ」を発表、日経紙上などで絶賛される。また、神奈川フィルの定期演奏会で新作「刻の里標石」を初演し、高い評価を受けた。(同作品は、2008年3月、東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演された)
2007年秋、「個典」を開催。注目を集めた。
2009年4月、宮本益光作詞による合唱組曲「あしたのうた」が音楽之友社より出版された。
いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。
オフィシャルホームページ http://www.masanori-music.com/
シャミナード:星のセレナーデ
リスト:愛の夢
加藤昌則:トスカ・ファンタジー
ブロドツキー:ビー・マイ・ラブ
ウィ―ター:「ドリーム・パイプNo.1」より “マリア・イン・マイ・マインド”“ハイヒール”
ピアソラ:オブリビオン
ラカジェ:アマポーラ
ほか
※曲目は変更になる場合がございます。予めご了承願います。
神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349
チケットぴあ(Pコード:135-495) 0570-02-9999
ローソンチケット(Lコード:53038) 0570-084-005
※イープラスでのお取り扱いは4月18日からとなります。
※プレイガイドでのお取り扱いについては、各プレイガイドにお問い合わせください。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※開演時間に遅れますと、休憩まで入場をお待ちいただくか、
指定された場所でのお立ち見のご案内となる場合があります。予めご了承ください。
[お問い合わせ先]
神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349