神戸市室内管弦楽団 定期演奏会(第145回定期公演) |
神戸市室内管弦楽団の145回目の定期演奏会は、指揮とチェロの独奏に鈴木秀美さんを再びお迎えすることができました。前回(141回)で神戸室内とご一緒いただいたハイドンとボッケリーニ。明るく躍動感に満ちた演奏はまだ記憶に新しく、再びあの感動を来場者の方々と共感できることを団員一同とっても楽しみにしております。今回は、鈴木氏の弾き振りでC.P.E.バッハのチェロコンチェルトと、ハイドンの交響曲を2曲お楽しみいただきます。
今からは想像もつかない寒い冬の話ですが、145回目の定期演奏会も多くの方々にお聴きいただき、感動を共にしたいと思います。
C.P.E.バッハ
チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170, H.432
チェロ独奏:鈴木 秀美
F.J.ハイドン
交響曲 第26番 ニ短調 Hob.Ⅰ:26「ラメンタツィオーネ(哀歌)」
交響曲 第86番 ニ長調 Hob.Ⅰ:86
鈴木 秀美 Hidemi
Suzuki
神戸生まれ。20世紀の最後16年間オランダ・ベルギーに住み、ヨーロッパ各地で演奏・指導する他、ブリュッセル王立音楽院バロック・チェロ科に初代教授として招聘され、2000年に帰国するまで務めた。ソリストとして、また18世紀オーケストラ、ラ・プティット・バンドのメンバー及び首席奏者として演奏し、バッハ・コレギウム・ジャパンでは2014年まで首席奏者を務め、バッハの全宗教作品の通奏低音を演奏・録音した。
2001年に古典派を専門とするオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)を創設し、ハイドンを中心とするコンサートを行う。自身のレーベル《アルテ・デラルコ》からOLC、室内楽、ソロ等様々の録音を続々とリリース。指揮者として日本各地の交響楽団に客演するほか、ポーランド、オーストラリア、ベトナムなどに招かれる。現在山形交響楽団首席客演指揮者。東京音楽大学チェロ科客員教授、東京藝術大学古楽科講師。楽遊会弦楽四重奏団メンバー。録音はソロ・室内楽・指揮全般にわたって多数。著書に「『古楽器』よ、さらば!」(音楽之友社)「ガット・カフェ」「無伴奏チェロ組曲」(東京書籍) 「通奏低音弾きの言葉では、」(アルテスパブリッシング)。第37回サントリー音楽賞、2011年度斎藤秀雄メモリアル基金賞、文化庁芸術作品賞ほかを受賞。
神戸市室内管弦楽団 ~Kobe City Chamber Orchestra~
1981年、神戸市によって設立。バロックから近現代までの幅広い演奏レパートリーのほか、埋もれた興味深い作品も意欲的に取り組みながら、質の高いアンサンブル活動を展開している。
1998年、巨匠ゲルハルト・ボッセを音楽監督に迎えてから、演奏能力並びに芸術的水準は飛躍的な発展を遂げ、日本を代表する室内合奏団へと成長した。毎年のシーズン・プログラムは充実した内容の魅力あふれる選曲で各方面からの注目を集め、説得力ある演奏は高い評価を受けている。
内外の第一線で活躍するソリストたちとの共演も多く、2011年3月の定期演奏会でのボッセ指揮によるJ.S.バッハ「ブランデンブルク協奏曲全6曲」の名演はCDとしてリリースされている。
また、2011年9月にはドイツのヴェストファーレンクラシックスからの招聘を受けてドイツ公演を行い、大成功を収めている。
2013年度からは、日本のアンサンブル界を牽引する岡山潔が音楽監督に就任。2018年4月より楽団名を「神戸市室内管弦楽団」とし、合奏団のさらなる音楽的発展を目指して新たな活動を展開している。
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