出演者3人の共通の音楽はフランス音楽。今回、素敵な歴史的建造物である会場にて、ピアノ、フルート、声楽の調べと共に、フルートを交えた作品の魅力をお届け致します。

出演

星山智子（ピアノ）
神戸山手女子高等学校音楽科を経て京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専攻卒業。学費免除のもと2005年から一年間アメリカ北フロリダ大学に留学。フランスリュエイルマルメゾン国立地方音楽院、ヴェルサイユ国立地方音楽院をそれぞれピアノと室内楽を1等賞で卒業。第24回アゼリア推薦新人演奏会優秀賞、大阪楽友協会ピアノオーディション最優秀賞、第9回パドヴァ国際コンクール3位入賞（イタリア）ほか国内外でコンクールに多数入賞。アメリカ、フランス、京都、兵庫でソロリサイタルを開催するほか室内楽、伴奏の演奏会にも多数参加。2014年神戸新聞松方ホールにて松井隆司指揮のもと関西フィルハーモニー管弦楽団とサン＝サーンスピアノ協奏曲第2番を共演する。2019年12月から2020年1月にかけて、2023年8月中国にて公演ツアーを行う。これまでにピアノを藤田歌子、賀集律子、田隅靖子、坂井千春、G・スマート、P・アモイヤル、F・シャプラン、佐野えり子、室内楽をM・モラゲス、J・F・ゴンザレスの各氏に師事。神戸山手女子高等学校音楽科非常勤講師、四條畷学園短期大学非常勤講師、神戸音楽家協会、神戸フォーレ協会各会員。

井上晴美（ソプラノ）
桐朋学園大学卒、同研究科修了。在学中より、大学主催オペラ「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「リゴレット」「椿姫」「泥棒とオールドミス」「小さな煙突掃除人」への出演他、「ビンチェンゾ・スカレーラ公開講座」「歌曲の夕べ」「卒業演奏会」などに出演。また、スイスでの夏期セミナーにおいてエルンスト・ヘフリガーに師事、研鑽を積む。卒業後ベルカントの名手ウィリアム・マテウッツィ氏に見いだされイタリア留学、同氏とDuo Concert他、東京紀尾井ホールでのリサイタルにおいて、トム・クルーズ主演映画「アイズ・ワイド・シャット」ピアノ担当ドミニク・ハーレンと共演。イギリス留学。英国王立音楽アカデミー、ギルドホール音楽院ぺネロぺ・マカイ女史に師事。 東京、京都、神戸他、兵庫県立美術館では、2013年より2019年まで毎年リサイタルを行い、特に2018年には関西文化の日としてリサイタルを行った。 第8回コンコルソ・ムジカアルテ特別賞受賞。 2024年3月＜井上晴美ソプラノリサイタル～ロルフ・リーバーマン氏没後25年を偲んで＞では、作曲家、ハンブルク国立歌劇場監督、パリ・オペラ座総監督であったロルフ・リーバーマン氏から直接いただいた歌曲集「中国の愛の歌」を発表。 関西歌劇団、神戸音楽家協会、神戸フォーレ協会、イタリア声楽協会所属。甲陽学院父母の会コーラス指導者＆指揮者、関西国際大学附属 難波愛の園幼稚園 課外教室講師、Janke Music Academy講師、歌カフェ・アンサンブル・摂津響講師。

中嶋みのり（フルート）
神戸女学院大学音楽学部音楽学科器楽（フルート）専攻卒業。西田直孝、榎田雅祥の各氏に師事。第14回アジア国際文化芸術フェスティバルにて金賞受賞、第17回日本クラシック音楽コンクール好演賞受賞。関西音楽大学協会主催アンサンブルの夕べ、同大学新人演奏会、大学新卒推薦音楽会、ソリストとしてオーケストラとの共演等、多くの演奏会に出演。第27回、28回草津国際音楽アカデミーにてＷ.シュルツ氏に師事。V.リュカ氏のマスタークラスを受講。現在、ソロ、室内楽での演奏活動の他、子どものためのコンサートを展開する音楽グループ「Trio signal」メンバーとして音楽によるアウトリーチ活動も精力的に行う。カワイ指導者グレード取得（ピアノ、フルート）神戸フォーレ協会、神戸音楽家協会、長田文化協議会会員。

プログラム

【当日曲目】

1.サティ：ジュトゥヴ

2.グノー：歌劇「ロミオとジュリエット」より　私は夢に生きたい

3.ラヴェル：水の戯れ

4.カプレ：見えない笛

5.ドビュッシー：月の光

6.シャルパンティ：歌劇「ルイーズ」より　その日から

7.エネスコ：カンタービレとプレスト

8.アダン：モーツァルトのテーマによるブラヴーラ変奏曲（きらきら星変奏曲）

会場