ソプラノ・ヴァイオリン・ピアノによるソロやアンサンブルで “ほっ”としていただける時をお届けいたします。

出演

田中潤子（ソプラノ）
神戸女学院大学音楽学部声楽科卒業、同大学研究生修了。イタリア声楽コンコルソ金賞、新人音楽コンクール1位、神戸市文化奨励賞、 神戸市文化賞、令和４年度兵庫県功労者表彰（文化）等受賞。オペラ「蝶々夫人」蝶々さん、「椿姫」ヴィオレッタ、「フィガロの結婚」伯爵夫人、「魔笛」パミーナ、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ、「魔弾の射手」アガーテ、オペラファンタジー「ラ・ジョコンダ」ジョコンダ等オペラの主役を、「カルメン」ミカエラ、「タンホイザー」ヴェーヌス、「アルバート・へリング」ビロウズ夫人を演じ、歌唱・演技とも常に高い評価を得る。又、邦人オペラ「小栗栖の長兵衛」「岩長姫」「モノオペラ雀の松原」の各初演や「おさん茂兵衛」「ハーバーランドで逢いましょう」に出演。これまでに10回以上のリサイタル・ジョイントリサイタルを開催。オーケストラとの協演も多い。「第九」「メサイア」「マタイ受難曲」等のソプラノソロも務める。CD「日本歌曲 第1集」録音に参加。最近は北浦洋子(ヴァイオリン)・坂本恵子(ピアノ)と“アンサンブル レガーメ”を結成、「アンサンブルで“ほっ”」と銘打った演奏会を行っている。兵庫県音楽活動推進会議副代表、神戸芸術文化会議、神戸音楽家協会、神戸波の会、ひょうご日本歌曲の会会員。後進の指導にもあたっている。

北浦洋子（ヴァイオリン）
1983年から10年間、神戸市室内合奏団のコンサートミストレスとして活躍した。その後、フェニックスホール、松方ホールの度々のソロリサイタル、室内楽、兵庫交響楽団、ソフィアフィル(ブルガリア)など多数のオーケストラのコンサートミストレスとして多分野にわたって活動を続けている。神戸ビエンナーレ(2007年間以来、毎回)出演、芸術訪問事業、神戸文化ホールの公演など神戸市の事業にも関わってきた。毎年東ドイツで2011年以来夏期講習会を開き、後進の指導にあたっている。その他、西宮市少年少女合奏団の団長として毎年、定期演奏会、兵庫交響楽祭に参加している。この間、文化庁(2008)、ロームミュージックファンデーション(2010～2012)の海外研修生として渡英、渡独。貴志康一没後80年記念として松方ホールで貴志作品を収録、CDをリリース。ヴァイオリンソナタの録音は世界で2番目で長きにわたって貴志作品に取り組んでいる。神戸市文化奨励賞、兵庫県芸術奨励賞、大阪文化祭賞奨励賞、ブルーメール賞、神戸市文化賞など多数の賞を受賞。兵庫県音楽活動推進会議、神戸芸術文化会議、神戸音楽家協会各会員。現在、大阪音楽大学特任教授、神戸山手女子高等学校音楽科講師、西宮少年少女合奏団団長。

坂本恵子（ピアノ）
京都市立芸術大学卒業。故横井和子、故徳末悦子両氏に師事。その後はザルツブルグ・モーツァルテウム夏期講習で故タチアナ ニコラエワに、またバルトーク国際セミナーで故ゾルタン コチシュ、イムレ ローマンに指導を受けるなど研鑽を積み、リサイタルや室内楽、歌曲伴奏など活発な演奏活動を展開。オーケストラとの協演も多く、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー交響楽団、テレマン室内管弦楽団、神戸市室内合奏団、神戸フィルハーモニック、ブルガリアソフィアフィルハーモニー交響楽団と協演。兵庫県新進芸術家奨励賞、神戸市文化奨励賞、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、平成4年度、6年度大阪文化祭賞本賞を、また、令和元年神戸市文化賞を受賞している。兵庫県音楽活動推進会議、神戸芸術文化会議、神戸音楽家協会各会員。兵庫県アートフュージョン実行委員。現在、相愛大学、同志社女子大学、神戸女学院大学、県立西宮高校音楽科各講師として後進の指導にもあたっている。

プログラム

曲目
ヘンデル　　オンブラ マイ フ
ファリャ　　スペイン舞曲
グラナドス　アンダルーサ（祈り）
ショパン　　ワルツ第3番Op.34-3
プッチーニ　”ラ ポエーム”より 私が街を歩くとき
日本の秋のうたメドレー　他

会場