神戸市室内管弦楽団 第160回定期演奏会『ヴァイオリンの魔法』
開催日時 |
2023年11月11日 (土 )
15: 00開演 (14: 15開場) |
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会場 | 大ホール |
チケット | 【全席指定】 S席:4,000円 A席:2,000円 U25(25歳以下):1,000円 ※未就学児童のご入場はご遠慮ください。 ※U25チケットの方は、入場時に年齢確認が出来る証明書等の提示が必要です。 ・神戸市在住の小学生・中学生は「神戸のびのびシート」をご利用ください。無料でコンサートに招待いたします。(事前申し込み必須) ・「無料託児サービス」あり(事前申し込み必須) ※「神戸のびのびシート」「無料託児サービス」は公演2週間前までに事前にお申し込みください。 詳しくは、神戸市室内管弦楽団公式サイト[https://www.kobe-ensou.jp] もしくは、TEL.078-361-7241(日・月・祝休業)まで。 |
チケット発売 | 会員先行:2023年7月7日 一般発売:2023年7月14日 |
チケット取り扱い |
神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349 神戸文化ホールオンラインチケット チケットぴあ (Pコード:247-299) ローソンチケット (Lコード:53827) 神戸国際会館プレイガイド 078-230-3300 |
主催 |
(公財)神戸市民文化振興財団 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))|独立行政法人 日本芸術文化振興会 |
お問い合わせ |
神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349 (公財)神戸市民文化振興財団 078-361-7241 |
プログラム
軽やかに、そして華やかに 佐藤俊介、神戸に現わる
そして、「ハイドンとバルトーク!?」
ハイドン
交響曲 第60番「うっかり者」ハ長調Hob.Ⅰ:60
Haydn – Symphonie Nr. 60 “Il distratto”
モーツァルト
ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 KV218
Mozart – Konzert Nr. 4 für Violine und Orchester
バルトーク
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 BB 114
Bartók – Music for Strings, Percussion and Celesta
鈴木秀美音楽監督より
今回は、ヨーロッパと日本、また古楽とモダンの両方で大活躍するヴァイオリニストの佐藤俊介氏を独奏にお迎えします。私は6月にブラームスの室内楽を共演したばかりですが、どの時代に対しても歴史的考証を欠かさない彼、今回はどんなモーツァルトを聴かせてくれるでしょうか。
このプログラムを見て、ハイドンと一緒にバルトーク?といぶかる方もおられるでしょう。もちろん時代は違いますが、ハイドンが長く働いていた「エスターハーザ」は現ハンガリー領にあり、彼らの活動した場所は地理的にとても近いのです。彼の周囲には東ヨーロッパの音楽がふんだんにあり、交響曲にもそれが巧みに取り入れられています。バルトークの音楽との間に何か共通点が見つけ出せるのでしょうか。
どうぞお聴き逃しなく!
鈴木秀美×佐藤俊介 オンライン対談公開!
お互いの印象や演奏会で使用する楽器についてなど聴きどころ満載のトークです!
秀美監督も驚く、俊介さんの俊才エピソードにも注目です。
出演者
<指揮> 鈴木秀美

神戸生まれ。チェロ、指揮、執筆、録音ディレクター、後進の指導と活動は多岐にわたりサントリー音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞ほか多数を受賞。主要な古楽団体でメンバーや首席奏者を務めた。2001年《オーケストラ・リベラ・クラシカ》を創立し、自身のレーベル《アルテ・デラルコ》からその録音や室内楽等をリリース中。国内外のオーケストラに指揮者及びソリストとして客演。著書に「『古楽器』よ、さらば!」(音楽之友社)、「ガット・カフェ」「無伴奏チェロ組曲」(東京書籍)、「通奏低音弾きの言葉では、」(アルテス・パブリッシング)などがある。現在は山形交響楽団首席客演指揮者、東京音楽大学チェロ科客員教授、東京藝術大学古楽科講師を務めている。楽遊会弦楽四重奏団メンバー、日本ベートーヴェンクライス副代表理事。また、神戸市室内管弦楽団(設立当時は神戸室内合奏団)の創立メンバー(副指揮者・首席奏者)でもある。2021年4月、神戸市室内管弦楽団音楽監督に就任。
<ヴァイオリン> 佐藤俊介

モダン、バロック双方の楽器を弾きこなすヴァイオリニストとして、活発にコンサート活動を行っている。バロック・ヴァイオリン奏者としては、コンチェルト・ケルンのコンサートマスターを務める。モダンの分野では、日本の主要オーケストラはもちろん、ベルリン・ドイツ・オペラ管、バイエルン放送響、フィラデルフィア管、ボルティモア響、ナショナル響、シアトル響などと共演。2010年、第17回ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールで第2位および聴衆賞受賞。出光音楽賞、S&Rワシントン賞受賞。2019年度 第61回毎日芸術賞、第70回芸術選奨 文部科学大臣新人賞を受賞。2013年よりアムステルダム音楽院古楽科教授を務める。2018年6月より務めたオランダ・バッハ協会第6代音楽監督として、2019年9月から10月に行われた同団の日本ツアーを成功させた。録音も最新盤の「J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ(全曲)」(Acoustic Revive)が、2019年度第57回レコード・アカデミー賞大賞銀賞(器楽曲部門)を受賞。
神戸市室内管弦楽団

1981年、神戸市により「神戸室内合奏団」として設立。実力派の弦楽器奏者たちによって組織され、弦楽合奏を主体としながらも、管楽器群を加えた室内管弦楽団としての活動も活発に行う。これまでにゲルハルト・ボッセや岡山潔など音楽界の巨匠を音楽監督に迎え、国内外の第一線で活躍する指揮者・ソリストとの共演を重ねてきた2018年より管楽器奏者が加入したことを機に、「神戸市室内管弦楽団」と改名。2021年には世界的なチェリストであり指揮者の鈴木秀美が音楽監督に就任し、古典派音楽を中心に質の高いアンサンブルの追求を続けている。定期演奏会の他にも、地域へのクラシック音楽普及や、音楽を通して地域の抱える課題に取り組むなど、公共の楽団としての活動も精力的に行っている。神戸文化ホールの専属団体。