主催公演情報

演劇主催公演

音楽劇『死んだかいぞく』

開催日時 2024年8月17日(土) 15:00開演(14:15開場)
会場 神戸文化ホール 中ホール
チケット 【全席指定席・税込】
大人 3,000円 
25歳以下 2,000円
高校生以下 1,000円
※推奨年齢4歳以上
※1歳児、2歳児のお子様は託児サービスをご利用いただけます。(先着5名/無料)
※膝上鑑賞不可
【注意事項】
※友の会会員は1割引き(割引き対象は大人のみ)。
※25歳以下および高校生以下チケットをお買い求めの方は、当日、年齢確認ができるものを持参して下さい。
※プレイガイドでのお取り扱いについては、各プレイガイドにお問い合わせください。チケット発売開始時間は各プレイガイド共に10:00~先着順となります。
※営利を目的とした入場券の転売は、いかなる場合にも固くお断りいたします。
チケット発売 会員先行:2024年5月10日
一般発売:2024年5月17日
チケット取り扱い 神戸文化ホールプレイガイド
078-351-3349
チケットぴあ (Pコード:526-254)
ローソンチケット (Lコード:51943)
主催 (公財)神戸市民文化振興財団 神戸文化ホール
お問い合わせ 神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349

下田昌克による絵本『死んだかいぞく』をノゾエ征爾の脚本・演出で舞台化!

詩的な言葉と美しいイラストで描かれた絵本『死んだかいぞく」はボローニャ・ラガッツィ賞2024年特別部門「海」で特別賞を受賞。人生で何が一番大切だったのか?最後に残るものとはなにか?
~大人から子どもまで楽しめる音楽劇『死んだかいぞく」にご期待下さい~

三日月のよる、ふねの うえで かいぞくが はらを さされた。

いつも いばってばかりいるから。

ほんとうは つよいらしいけれど、

いつも よっぱらっていたから かんたんに さされた。 ――本文より

絵本の常識を打ち破るような1ページから始まる『死んだかいぞく」。体の動かない死んだ「かいぞく」は、海の生き物たちに身に着けていたものや体の一部を次々と奪われながら海の底へと沈んでいきます。
主役の「かいぞく」役には舞台を中心に映画、ドラマに数多く出演し、硬軟自在の演技力と唯一無二の存在感で観客の心をつかむ山内圭哉が決定。その他、多彩なキャストが顔をそろえました。

原作

下田昌克(ポプラ社の絵本『死んだかいぞく』より)

下田昌克コメント

主人公は殺されたかいぞくです。死んでいるので絵本の中ではまったく動きません。しかも舞台は夜の海の中、、、真っ暗です。

さてどうしましょう?どうなるんでしょう?ノゾエさん!すごく楽しみにしてます。

1967年生まれ。兵庫県神戸育ち。画家、アーティスト。94年から2年間、中国、チベット、ネパール、インド、ヨーロッパを巡り、出会った人々のポートレイトを描く。97年、日本に持ち帰った絵で週刊誌での連載を開始し、本格的に絵の仕事を開始。現在はイラスト、絵本などの創作活動とともに、布を使った恐竜作品の制作も行う。2018年のメンズコレクションのショーにてコム デ ギャルソン・オム・プリュスにそのヘッドピースが採用され、パリコレに恐竜が登場した。主な著作に『PRIVATE WORLD』(山と渓谷社)、『恐竜がいた』(スイッチパブリッシング)など。近著に『よるがやってくる』(こぐま社)、詩人 谷川俊太郎との共著『ハダカだから』(スイッチパブリッシング)がある。宮本亜門演出の舞台『ピノキオ~または白雪姫の悲劇~』では舞台美術を、ノゾエ征爾演出の舞台『ボクの穴、彼の穴』では衣裳・小道具デザインを手掛けた。

脚本・演出

ノゾエ征爾

ノゾエ征爾コメント

タイトルの通り、かいぞくが死ぬところから始まるわけです。なんて絵本だって?とんでもない。なんて美しいお話なのだと、そう深く魅了されたこの物語を、おこがましくも舞台化したいなどと思い続けて、こうして実現させていただける運びとなり、感謝と喜びに満ちております。素晴らしい俳優さんと音楽家、スタッフさんも揃い、原作の下田さんも美術に衣装にと参戦してくださる。探検隊としてはこれ以上ない布陣と思われます。この夏、いい歳の者たちで汗まみれになって、きっとキラキラのお宝をみつけてみせます。

脚本家・演出家・俳優・劇団「はえぎわ」主宰。1995年、青山学院大学在学中に演劇を始める。99年に劇団「はえぎわ」を始動。以降、全作品の作・演出を手掛ける。2012年、はえぎわ公演『○○トアル風景』にて、第56回岸田國士戯曲賞受賞。さいたまスーパーアリーナで約1,600人の高齢者が出演した大群集劇「1万人のゴールド・シアター2016」の上演、松尾スズキ原作の絵本を舞台化した『気づかいルーシー』など劇団外でも活躍。近年の主な演出作品に、『物理学者たち』、『明るい夜に出かけて』、『ガラパコスパコス〜進化してんのかしてないのか〜』、はえぎわ×彩の国さいたま芸術劇場『マクベス』などがある。413日から新国立劇場『デカローグ』1&3に出演。

出演

山内圭哉

山内圭哉コメント

まず殺されるところから始まり、奪われ続けていくだけのこの不思議な「死んだかいぞく」という作品を、どのように舞台にのっけるのか?原作ファンのみならず、かいぞくを演じさせていただく私自身とても興味があります。
ノゾエさんはじめスタッフの皆様、共演者の皆様と共に、この「死んだかいぞく」の世界を存分に堪能したいと思っております。

1971年生まれ。大阪府出身。84年、映画『瀬戸内少年野球団』で子役としてデビュー。舞台を中心に映画、ドラマに数多く出演するほか、バンド活動も行っている。近年の主な出演作に舞台『アジアの女』、『偽義経冥界歌』、『ベイジルタウンの女神』、『王将』三部作、『イモンドの勝負』、『世界は笑う』、『歌妖曲〜中川大志之丞変化〜』、『パラサイト』、『眠くなっちゃった』、『モンスターコールズ』、映画『空母いぶき』、『引っ越し大名!』、『アキラとあきら』『1秒先の彼』、ドラマ『獣になれない私たち』、『川のほとりで』、『青天を衝け』、『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』、『闇金サイハラさん』など。ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(2016年)にて第5回コンフィデンスアワード・ドラマ賞助演男優賞授賞。

<出演>
山下リオ、家納ジュンコ、竹口龍茶、熊谷拓明、片岡正二郎

ミュージシャン

田中馨、東郷清丸

アクセシビリティ(鑑賞サポート)

■おからだの不自由な方
・車椅子席/補助犬の同伴が可能な席をご用意しております。
必ず事前にお申し込みください。

・車椅子席・オストメイト対応トイレのご利用が可能です。(1階)
・館内専用車椅子の貸出があります。
[申込み]神戸文化ホールプレイガイド078-351-3349
(10:00~17:00月曜休み ※祝日の場合翌平日)

■小さなお子様をお連れの方(子どもにOKや子ども関係の公演の場合)
・授乳スペースがあります。お近くのスタッフまでご相談ください。
・オムツ替えシートやベビーキープ付きのトイレがあります。(1階)
・ベビーカーの預かり所があります。※お食事はご遠慮ください。
※AED自動体外式除細動器があります。

お問合せ先

神戸文化ホールプレイガイド TEL078-351-3349
(10:00~17:00 定休日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合は翌平日がお休みになります)

主催

神戸文化ホール(指定管理者:(公財)神戸市民文化振興財団)

企画制作

彩の国さいたま芸術劇場