主催公演情報

音楽先行発売中主催公演

神戸市室内管弦楽団 第167回定期演奏会『追憶のショスタコーヴィチ』

開催日時 2025年4月19日(土) 15:00開演(14:15開場)
会場 大ホール
チケット 【全席指定】S席:4,000円 A席:2,000円 U25(25歳以下):1,000円

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※U25チケットの方は、入場時に年齢確認が出来る証明書等の提示が必要です。
※車いす席のご購入については神戸文化ホールプレイガイドまでご連絡ください。
※当日の会場でのチケット購入につきまして、お支払方法は現金のみとなりますのであらかじめご了承ください。
チケット発売 会員先行:2025年1月10日
一般発売:2025年1月17日
チケット取り扱い 神戸文化ホールプレイガイド
078-351-3349
神戸文化ホールオンラインチケット
チケットぴあ (Pコード:288-373)
ローソンチケット (Lコード:56770)
神戸国際会館プレイガイド
078-230-3300
主催 (公財)神戸市民文化振興財団
お問い合わせ 神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349
(公財)神戸市民文化振興財団 078-361-7241

プログラム

神戸生まれの若きヴァイオリニストが凱旋!
ラトビア出身の俊英とともにショスタコーヴィチの極北に挑む

ヴァスクス:われらに平和を与えたまえ 合唱:神戸市混声合唱団
Vasks – Dona nobis pacem

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調 作品 129(没後50年記念)
Shostakovich – Violin Concerto No. 2

ショスタコーヴィチ:交響曲 第15番 イ長調 作品 141(没後50年記念)
Shostakovich – Symphony No. 15

20世紀のロシア(旧ソ連)を代表する作曲家のひとり、ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975)の没後50年メモリアル企画として、室内楽的なアンサンブルの妙を堪能いただけるプログラムを仕立てました。盟友オイストラフの還暦祝いとして作曲された「ヴァイオリン協奏曲第2番」と、まるで作曲家自身の生涯を振り返るような趣の「交響曲第15番」は、内発的動機から生まれた晩年の傑作。ショスタコーヴィチを得意とする指揮者ポーガとともに、神戸市出身の若きヴァイオリニストが挑みます。 歌の民族として知られるラトビアの作曲家ペーテリス・ヴァスクス(1946-)の合唱曲はシンプルながらも力強い響きを持ち、アクチュアルな祈りとして深く沁みる作品です。

出演者

[指揮]アンドリス・ポーガ Conductor: Andris Poga

©Jānis Deinats

ヤーセプス・ヴィートリス・ラトビア音楽院、ウィーン国立音楽大学で指揮を学ぶ。ラトビア大学で哲学も専攻。2010年モンペリエで開催されたエフゲニー・スヴェトラーノフ国際指揮コンクールで優勝。以来、ボストン交響楽団、パリ管弦楽団、フランス国立管、ミュンヘン・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ベルリン・ドイツ響、チューリヒ・トーンハレ管、ローマ・サンタ・チェチーリア管、ロイヤル・フィル、シドニー交響楽団、香港フィル、NHK交響楽団等世界各国のトップオーケストラに客演を重ねている。2021/22年シーズンよりノルウェーのスタヴァンゲル交響楽団首席指揮者。2013年から2021年には母国のラトビア国立交響楽団音楽監督を務め、現在は芸術アドバイザーとして関係を続けている。

[ヴァイオリン]松岡井菜 Violin:Seina Matsuoka

©Monarca Studio

第2回カロル・シマノフスキ国際コンクールにて第1位及び3つの特別賞を受賞。2018年度青山音楽賞新人賞受賞。またピアニスト木口雄人氏とのデュオ“Aka Duo”としては第17回ピネロロ・トリノ国際室内楽コンクールにて第1位及び特別賞、第3回ポーランド音楽国際コンクール室内楽部門にて第1位およびミウォシュ・マギン賞・最優秀現代音楽賞を受賞した。これまでに関西フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、セントラル愛知交響楽団、スロヴァキア放送交響楽団、ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団などと共演。2013-2016年度公益財団法人青山財団音楽奨学生。ロータリークラブRI 2680地区奨学生。ローム ミュージック ファンデーション2024年度奨学生。これまでにヴァイオリンを小栗まち絵氏、Michael Frischenschlager氏、Peter Schuhmayer氏、Stefan Mendl氏に師事。相愛大学音楽学部 特別演奏コース及び同大学音楽専攻科を経て、現在はウィーン国立音楽大学に在籍。

[合唱]神戸市混声合唱団 Chorus: Kobe City Philharmonic Chorus

©H.Ozawa

1989年に神戸市が設立した、日本では数少ないプロフェッショナル合唱団。
豊富なレパートリーをもち、密度が高く澄みきった美しいハーモニーは高い評価を得ている。2010年にはラトヴィアの室内合唱団「アヴェ・ソル」と姉妹合唱団協定を締結。神戸文化ホールの専属団体であり、年に2回の定期演奏会のほか、姉妹団体である神戸市室内管弦楽団との合同演奏会も開催。神戸市内では小学校を対象にインリーチ・アウトリーチ活動を積極的に行い、各区の文化センターや病院での公演など、地域に根差した活動に力をいれ、『音楽のまち神戸』の推進にも大きな役割を果たしている。
2021年4月、佐藤正浩が音楽監督に就任。プロ合唱団としてさらなる飛躍に努めるとともに、合唱を通して音楽文化向上の取り組みを行うなど、文化振興や社会公益活動にも注力している。