神戸市室内管弦楽団 第168回定期演奏『トルコ趣味はいかが?』
開催日時 |
2025年6月7日 (土 )
15: 00開演 (14: 15開場) |
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会場 | 大ホール |
チケット | 【全席指定】S席:4,000円 A席:2,000円 U25(25歳以下):1,000円 ※未就学児童のご入場はご遠慮ください。 ※U25チケットの方は、入場時に年齢確認が出来る証明書等の提示が必要です。 ※車いす席のご購入については神戸文化ホールプレイガイドまでご連絡ください。 ※当日の会場でのチケット購入につきまして、お支払方法は現金のみとなりますのであらかじめご了承ください。 ・神戸市在住の小学生、中学生は「神戸のびのびシート」をご利用ください。無料でコンサートに招待いたします。(事前申し込み必須) ・「無料託児サービス」あり(事前申し込み必須) ※「神戸のびのびシート」「無料託児サービス」は公演2週間前までに事前にお申し込みください。 詳しくは、神戸市室内管弦楽団公式サイト[https://www.kobe-ensou.jp] もしくは、TEL.078-361-7241(日・月・祝休業)まで。 |
チケット発売 | 会員先行:2025年1月31日 一般発売:2025年2月7日 |
チケット取り扱い |
神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349 神戸文化ホールオンラインチケット チケットぴあ (Pコード:290-254) ローソンチケット (Lコード:52962) 神戸国際会館プレイガイド 078-230-3300 |
主催 |
(公財)神戸市民文化振興財団 |
お問い合わせ |
神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349 (公財)神戸市民文化振興財団 078-361-7241 |
プログラム
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 KV219 「トルコ風」
Mozart – Konzert Nr.5 für Violine und Orchester “Türkisch”
ハイドン:交響曲 第100番 ト長調 Hob. I:100 「軍隊」
Haydn – Symphonie Nr.100 “Militar”
ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 作品 36
Beethoven – Symphonie Nr.2
鈴木秀美音楽監督より
ファンの皆様、
何この変なタイトル?! と思われるかもしれませんが、曲は徹底して古典派です。古典派とは殆どの場合ウィーン古典派を指しますが、そのウィーンはキリスト教文化の東端の都、オーストリアとは「東の国」という意味で、その向こうはイスラム文化です。16・17世紀に二度、オスマントルコ帝国軍隊はウィーンの城壁を包囲しましたが、それは恐らく民族的な記憶となったのでしょう。時代が降った作曲家達は、彼らの異国風な音やリズムを様々な音楽に盛り込みました。今回は打楽器の使用とタイトルで有名な2曲を並べてみました。協奏曲ではオランダのフィリッペンスさんの美音と妙技も大いに楽しみです。そして後半は言わば「城壁の中」、生気と色彩に溢れるベートーヴェンの第2番をお送りします。どうぞお楽しみに!!
出演者
[指揮]鈴木秀美 Conductor:Hidemi Suzuki

神戸生まれ。チェロ、指揮、執筆、録音ディレクター、後進の指導と活動は多岐にわたりサ
ントリー音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞ほか多数を受賞。主要な古楽団体でメンバーや
首席奏者を務めた。2001年《オーケストラ・リベラ・クラシカ》を創立し、自身のレーベル《アルテ・デラルコ》からその録音や室内楽等をリリース中。国内外のオーケストラに指揮者及びソリストとして客演。著書に「『古楽器』よ、さらば!」(音楽之友社)、「ガット・カフェ」「無伴奏チェロ組曲」(東京書籍)、「通奏低音弾きの言葉では、」(アルテス・パブリッシング)などがある。現在は山形交響楽団首席客演指揮者、東京音楽大学チェロ科客員教授、東京藝術大学古楽科講師を務めている。楽遊会弦楽四重奏団メンバー。また、神戸市室内管弦楽団(設立当時は神戸室内合奏団)の創立メンバー(副指揮者・首席奏者)でもある。
2021年4月より神戸市室内管弦楽団音楽監督に就任。
[ヴァイオリン]ロザンネ・フィリッペンス Violin:Rosanne Philippens

洗練された高い技術と音楽性により、ヨーロッパで注目を浴びるオランダを代表する名手。
その演奏は「エネルギッシュで繊細で完璧」と評されている。
彼女はソリストとして、また室内楽奏者としてオランダをはじめヨーロッパの主要なホールで幅広く国際的な演奏活動をしている。ネゼ=セガン、デ・フリーント、M.ウィグルスワースらの指揮で、ロイヤル・フィル、ロッテルダム・フィル、BBCスコティッシュ響、バーミンガム市響、リヨン国立管、バルセロナ響などと共演。室内楽公演でもアムステルダム・コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルハーモニなどで演奏するほか、自身のコンサートシリーズ「アムステルダム・サロン」を企画運営している。
CDをチャンネル・クラシックス、カプリッチョからリリース、いずれも高い評価を得ている。 使用楽器はエリス・マチルデ財団より貸与された1727年製ストラディヴァリウス「パレーレ」。
[管弦楽]神戸市室内管弦楽団 Orchestra:Kobe City Chamber Orchestra

1981年、神戸市により「神戸室内合奏団」として設立。実力派の弦楽器奏者たちによって組織され、弦楽合奏を主体としながらも、管楽器群を加えた室内管弦楽団としての活動も活発に行う。これまでにゲルハルト・ボッセや岡山潔など音楽界の巨匠を音楽監督に迎え、国内外の第一線で活躍する指揮者・ソリストとの共演を重ねてきた。2018年より管楽器奏者が加入したことを機に、「神戸市室内管弦楽団」と改名。2021年には世界的なチェリストであり指揮者の鈴木秀美が音楽監督に就任し、古典派音楽を中心に質の高いアンサンブルの追求を続けている。定期演奏会の他にも、地域へのクラシック音楽普及や、音楽を通して地域の抱える課題に取り組むなど、公共の楽団としての活動も精力的に行っている。神戸文化ホールの専属団体。公益社団法人日本オーケストラ連盟準会員。