神戸市混声合唱団 秋の定期演奏会「人間の顔~戦後80年に捧ぐ」


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戦時下を生きた作曲家のアカペラ作品。プーランクの大作カンタータ「人間の顔」が満を持して登場。

2次世界大戦末期のドイツ軍占領下フランスで綴られた世俗カンタータ《人間の顔》。この20世紀の無伴奏合唱曲における金字塔的作品に、音楽監督5年目のシーズンを迎えたプーランク演奏のスペシャリスト佐藤正浩が万を期して取り組みます。ヨーロッパを追われたシェーンベルク、家族をナチスの強制収容所で失ったリゲティ、そしてプーランク、三者三様の音楽による祈りに光を当て、戦後80年をしのびます。

開催日時2025年9月14日(日)15:00開演
会場大ホール
プログラムシェーンベルク:地には平和を
プーランク:フランスの歌
リゲティ:ルクス・エテルナ
プーランク:世俗カンタータ《人間の顔》
料金[全席指定・税込]
S 4,000
A 2,000
U25 1,000
発売日神戸文化ホール友の会会員先行発売日:2025年5月16日(金)
一般発売日:2025年5月23日(金)
チケット販売場所神戸文化ホールプレイガイド/TEL.078-351-3349
神戸文化ホールオンラインチケット
ローソンチケット(Lコード:54703)
チケットぴあ(Pコード:297-867)
神戸国際会館プレイガイド/TEL.078-230-3300

※車いす席のご購入についてはプレイガイドまでご連絡ください。
※就学前のお子さまのご入場はご遠慮ください。
指揮


佐藤正浩 Masahiro Sato
福島県出身。東京藝術大学で声楽を学んだ後、ジュリアード音楽院ピアノ伴奏科に進み修士課程を修了、サンフランシスコ歌劇場、リヨン国立歌劇場のコレペティトゥアとして活躍する。パリ・シャトレ劇場では副指揮者を務めながら、イギリス・ダーティントン音楽祭でオペラ指揮デビュー、日本では新国立劇場を始め、東京二期会、藤原歌劇団、日生劇場等で指揮し注目を集める。2014年から東京芸術劇場でコンサートオペラシリーズを担当、上演機会の少ない作品を次々と取り上げ話題になり、ビゼー『ジャミレ』『アルルの女』(劇音楽全曲版)は CDとして リリースされている。オペラ公演を通し三菱UFJ信託音楽賞、佐川吉男音楽賞を受賞。武蔵野音楽大学特任教授、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団常任指揮者、ザ・オペラ・バンド音楽監督、神戸市混声合唱団音楽監督、新国立劇場オペラ研修所所長。

合唱神戸市混声合唱団 Kobe City Philharmonic Chorus
1989年に神戸市が設立した、日本では数少ないプロフェッショナル合唱団。密度が高く澄みきった美しいハーモニーは高い評価を得ている。ラトヴィアの室内合唱団「アヴェ・ソル」とは姉妹合唱団協定を締結。神戸文化ホールの専属団体であり、年に2回の定期演奏会のほか、姉妹団体である神戸市室内管弦楽団との合同演奏会も行う。音楽監督・佐藤正浩とともにさらなる飛躍に努め、文化振興や社会公益活動にも注力している。
協賛シンコースポーツ兵庫株式会社
主催公益財団法人 神戸市民文化振興財団