チェルフィッチュ×藤倉大 with神戸市室内管弦楽団アンサンブル「リビングルームのメタモルフォーシス」

〈東京公演 2024年9月〉
撮影:前澤秀登
日本初演ツアー、東京を経て「神戸」で開催!
チェルフィッチュ主宰/演劇作家 岡田利規 × 作曲家 藤倉大
演劇と音楽、それぞれの分野で
挑戦的な創作を続ける二人がコラボレーションした注目作
ヨーロッパ最大級の芸術祭ウィーン芸術週間(Wiener Festwochen)が、演劇作家・岡田利規が主宰する演劇カンパニー『チェルフィッチュ』に新作委嘱をしたことにより生まれた作品。2021年から作曲家・藤倉大とのコラボレーションのもとでクリエーションがスタートし、2023年5月に世界初演。2024年9月の東京公演を経てこの度、満を持して神戸で初披露されます。
神戸市室内管弦楽団のメンバー7名からなるアンサンブルが出演
特別なコラボレーションに注目!
6名の俳優と7名の演奏家が舞台空間を共有し、演劇と音楽のパフォーマンスを舞台上に並置することにより、双方が溶け合った先にあるフィクショナルな空間を生み出すことを目指した舞台芸術作品。神戸公演では、神戸文化ホールを拠点に活動するオーケストラ、神戸市室内管弦楽団のメンバー7名からなるアンサンブルが出演します。今回、日本初演ツアーで巡回する東京、神戸、愛知のうち、演奏団体が違うのは神戸だけ。特別なコラボレーションによる、新たなアップデートにご期待ください。
これは演劇の上演か、音楽の演奏会か――
フィクショナルな劇空間に音の粒子が混ざり合う“音楽劇”
賃貸契約の一方的な破棄により、住む家をいきなり追い出されそうになる家族の物語。
リビングルームで交わされる家族の会話が進むにつれ、やがて人智の及ばない強大な力が見え隠れし始め、次第に不穏な空気や気配と交錯し、その問題自体が舞台上から消え去ってゆく。そして、人間の世界を圧倒する存在が上演を支配し、まったく新しい世界が舞台上に立ち現れる――
6名の俳優たちが発する言葉と、7名からなるアンサンブルの演奏が響き合い、物語が次第に音に溶け込んでいく時、計13のサウンドはどう関係し影響し合い、どのような変化を舞台上に繰り広げるのか。そして俳優たちは、ナラティブとは別の基準によって作られた「振付」を遂行し、次第に変態していく。音楽家もまた、楽譜に書き込まれた多彩な技法を用いて音楽を変容させてゆく。舞台上が “メタモルフォーシス(変形・変身)”していく様を、私達はどう観るか。
演劇のみならず、現代アート、音楽、舞踏、ダンスパフォーマンスなどに興味がある方も必見。新しい“音楽劇”をお見逃しなく!

岡田利規
(c)宇壽山貴久子

藤倉大
(c)Alf Solbakken
日時 | 2025年2月1日(土)、2日(日)14:00開演(13:30開場) |
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会場 | 神戸文化ホール 中ホール |
料金 | 一般 5,000円 U25(25歳以下)2,500円 ※全席指定、税込 |
発売日 | 2024年10月25日(金)10時~ |
作・演出 | 岡田利規 |
作曲 | 藤倉大 |
演奏 | 神戸市室内管弦楽団アンサンブル |
小学生以上18歳以下無料でご招待いたします!
本公演では、2日間合わせて限定185名のお子さま(小学生以上18歳以下)を、無料でご招待いたします。また、同伴される保護者等(※)の方には、限定55名で、一般席(5,000円)を半額(2,500円)でお買い求めいただけます。
この機会にぜひご鑑賞ください!
※人数限定・先着順
※未就学児入場不可
※神戸文化ホールプレイガイドのみで販売
※別途チケット発券手数料等をご負担いただきます。
チケットの申込み方法などの詳細につきましてはこちらをご覧ください。
※この優待は、文化庁による文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業)に採択され、行われるものです。
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文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業)とは?子供たちが劇場・音楽堂等において本格的な実演芸術を鑑賞・体験等する機会を提供する取組を支援することにより、子供たちの豊かな人間性の涵養を図るとともに、将来の文化芸術の担い手や観客育成に資することを目的とします。
(詳細は文化庁ホームページをご参照ください)
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