主催公演情報

音楽終了公演 主催公演

神戸市室内管弦楽団 第165回定期演奏会『ジャン=ギアン・ケラスを迎えて』

開催日時 2024年11月23日 (土 ・祝) 15: 00開演 (14: 15開場)
会場 大ホール
チケット 【全席指定】S席:4,000円 A席:2,000円 U25(25歳以下):1,000円
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※U25チケットの方は、入場時に年齢確認が出来る証明書等の提示が必要です。
※車いす席のご購入については神戸文化ホールプレイガイドまでご連絡ください。
※当日の会場でのチケット購入につきまして、お支払方法は現金のみとなりますのであらかじめご了承ください。

・神戸市在住の小学生、中学生は「神戸のびのびシート」をご利用ください。無料でコンサートに招待いたします。(事前申し込み必須)
・「無料託児サービス」あり(事前申し込み必須)
※「神戸のびのびシート」「無料託児サービス」は公演2週間前までに事前にお申し込みください。
詳しくは、神戸市室内管弦楽団公式サイト[https://www.kobe-ensou.jp] もしくは、TEL.078-361-7241(日・月・祝休業)まで。
チケット発売 会員先行:2024年7月19日
一般発売:2024年7月26日
チケット取り扱い 神戸文化ホールプレイガイド
078-351-3349
神戸文化ホールオンラインチケット
チケットぴあ (Pコード:275-433)
ローソンチケット (Lコード:54926)
神戸国際会館プレイガイド
078-230-3300
主催 (公財)神戸市民文化振興財団
助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動))・独立行政法人日本芸術文化振興会

お問い合わせ 神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349
(公財)神戸市民文化振興財団 078-361-7241

現代屈指の世界的チェリストが登場。
神戸が贈る“鈴木秀美流フレンチプログラム”

ハイドン
交響曲 第82番 ハ長調 Hob.Ⅰ:82「熊」
Haydn:Symphonie Nr.82 “L’Ours”

サン=サーンス
チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品 33 *
Saint-Saëns:1er Concerto pour Violoncelle

フォーレ
エレジー 作品24 *
Fauré:Élégie

タンスマン
ショパンの墓 M.68a
Tansman:Tombeau de Chopin

ラヴェル
クープランの墓
Ravel:Le Tombeau de Couperin

ラヴェル
亡き王女のためのパヴァーヌ M.19
Ravel:Pavane pour une infante défunte

*チェロ:ジャン=ギアン・ケラス

鈴木秀美よりメッセージ

ファンの皆様、
今回KCCOに登場するのは、おそらく今最も活躍しているチェリストの一人、ジャン=ギァン・ケラスです。実はまだ会ったことはないのですが、(なんとお互いに!)以前から知っていますので、今回の共演の実現を心から楽しみにしています。その彼に弾いてもらうのはサン=サーンスの協奏曲。今や高校生辺りが練習するもの、或いは入試曲の一つのように扱われている感があり、滅多にコンサートで聴けなくなっていますが、とんでもなくもったいない話です。『艶熟』の音楽を存分に楽しみたいと思っています。それに加えて有名なフォーレの《エレジー》もお届けしましょう。それらに併せ、今回は全てフレンチのプログラムです。ハイドンの交響曲もパリのために作曲されたものですし、ポーランド人のタンスマンもパリで活躍しました。ラヴェルのパヴァーヌで静かに終わるフレンチの雰囲気をどうぞお楽しみに!!

出演者

【指揮】鈴木秀美

©K.Miura

神戸生まれ。チェロ、指揮、執筆、録音ディレクター、後進の指導と活動は多岐にわたりサントリー音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞ほか多数を受賞。主要な古楽団体でメンバーや首席奏者を務めた。2001年《オーケストラ・リベラ・クラシカ》を創立し、自身のレーベル《アルテ・デラルコ》からその録音や室内楽等をリリース中。国内外のオーケストラに指揮者及びソリストとして客演。著書に「『古楽器』よ、さらば!(音楽之友社)、「ガット・カフェ」「無伴奏チェロ組曲」(東京書籍)、「通奏低音弾きの言葉では、」(アルテス・パブリッシング)などがある。現在は山形交響楽団首席客演指揮者、東京音楽大学チェロ科客員教授、東京藝術大学古楽科講師を務めている。楽遊会弦楽四重奏団メンバー、日本ベートーヴェンクライス副代表理事。また、神戸市室内管弦楽団(設立当時は神戸室内合奏団)の創立メンバー(副指揮者・首席奏者)でもある。20214月、神戸市室内管弦楽団音楽監督に就任。

【チェロ】ジャン=ギアン・ケラス

ⒸHiromichi Nozawa

モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。1990年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務めた。レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ、ウィグモア・ホール、カーネギー・ホール等、欧米の著名ホールでリサイタルを行うほか、フィラデルフィア管、パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、バイエルン放送響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロンドン響をはじめとするオーケストラと共演。日本でもリサイタル、室内楽、ダンサーとの共演等、様々な企画で公演を行っている。フライブルク音楽大学教授。

【管弦楽】 神戸市室内管弦楽団

©SHIMOKOSHI HARUKI

1981年、神戸市により「神戸室内合奏団」として設立。実力派の弦楽器奏者たちによって組織され、弦楽合奏を主体としながらも、管楽器群を加えた室内管弦楽団としての活動も活発に行う。これまでにゲルハルト・ボッセや岡山潔など音楽界の巨匠を音楽監督に迎え、国内外の第一線で活躍する指揮者・ソリストとの共演を重ねてきた2018年より管楽器奏者が加入したことを機に、「神戸市室内管弦楽団」と改名。2021年には世界的なチェリストであり指揮者の鈴木秀美が音楽監督に就任し、古典派音楽を中心に質の高いアンサンブルの追求を続けている。定期演奏会の他にも、地域へのクラシック音楽普及や、音楽を通して地域の抱える課題に取り組むなど、公共の楽団としての活動も精力的に行っている。神戸文化ホールの専属団体。