歌劇『ラ・ボエーム』(全4幕) | |||
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作曲 | ジャコモ・プッチーニ | 台本 | ジュゼッペ・ジャコーザ、 ルイージ・イッリカ |
原作 | 小説『ボヘミアンたちの生活情景』 (アンリ・ミュルジェ著) |
初演 | 1896年 トリノ・レージョ劇場 (イタリア) |
ミミ | お針子 | ロドルフォ | 詩人 |
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マルチェロ | ロドルフォの仲間/画家 | ムゼッタ | マルチェロの恋人 |
ショナール | ロドルフォの仲間/音楽家 | コッリーネ | ロドルフォの仲間/哲学者 |
ベノア | 家主 | アルチンドロ | 裕福な老紳士 |
パルピニョール | おもちゃの行商人 |
1830年頃のパリの下町、クリスマス・イブの夜。
詩人のロドルフォが、仲間の画家マルチェロ、哲学者コッリーネ、音楽家ショナールと共同生活をする屋根裏部屋。
部屋に一人残ったロドルフォが作業をしていると、ロウソクの火をもらいに隣人のお針子ミミが訪れ、二人は運命的な恋に落ちる。
しかし、幸せな日々も束の間、お互いに相手のためにと別れを選ぶ二人…。
1896年の初演から100年以上経った今でも世界中の人々から愛され続けているプッチーニの最高傑作『ラ・ボエーム』。
ミミとロドルフォの悲恋を軸に、当時“ボヘミアン”と呼ばれた自由を謳歌して生きる若い芸術家たちを主人公にした、日常の中で紡がれる恋と友情を描いた美しくもはかない青春の物語。