1.オペラde神戸(オペラ・ドゥ・コウベ)とは?
音楽・美術・演劇的要素を複合的に持つ総合芸術オペラを自主制作することで、舞台芸術の魅力を身近に幅広く市民に伝え、神戸の文化振興に寄与する<神戸のオペラ座>となることを願って、「オペラde神戸(オペラ・ドゥ・コウベ)」と命名し、歌劇「蝶々夫人」を開催します。
※神戸市ならびに当神戸市民文化振興財団では、平成25年度に、神戸文化ホールの開館40周年を記念して、10数年ぶりとなる本格的なオペラ「市民創作オペラ『カルメン』」を自主制作いたしました。2日間にわたる公演は、満席に近い観客の絶賛をいただき、盛況のうちに幕を閉じました。今回の「オペラde神戸 歌劇『蝶々夫人』」は、この継続事業と位置づけています。
2.公演概要
開催日時:平成28年3月12日(土)15時開演 / 13日(日)14時開演
会場:神戸文化ホール大ホール
演目:プッチーニ作曲 歌劇「蝶々夫人」(全3幕 イタリア語上演 字幕付)
料金:S席10,000円、A席8,000円、B席6,000円、C席3,000円
※チケット一般発売は7月13日(月)から
主催:神戸市・(公財)神戸市民文化振興財団・(公財)神戸市演奏協会
助成:(一財)地域創造
プロデュース:井上和世
指揮:矢澤定明
演出:井原広樹
管弦楽:日本センチュリー交響楽団、神戸市室内合奏団
合唱指導:岩城拓也
監修協力:佐渡裕
蝶々夫人:並河寿美、太田郁子
ピンカートン:松本薫平、藤田卓也
シャープレス:伊藤正、萩原寛明
スズキ:名島嘉津栄、野上貴子 ほか
※敬称略・順不同
3.市民合唱メンバーの募集 ※申込締め切り:7月15日(水)必着
オペラde神戸 歌劇「蝶々夫人」で歌う合唱団員を募集します。
募集パート:ソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テノール、バリトン
募集人数:各パート若干名
オーディション日時:平成27年7月28日(火)午後または夕方
課題曲:ソプラノ、テノール コンコーネ第50番高声用No.11
メゾ・ソプラノ、アルト、バリトン コンコーネ第50番中声用
※当方で手配した伴奏者で歌っていただきます。事前の打合せはできません
申込方法:所定の応募用紙(こちらからダウンロードできます:PDF/WORD)に記入の上、郵送またはメールでご応募ください
≪郵送先≫ 〒650-0017神戸市中央区楠町4-2-2
(公財)神戸市民文化振興財団 事業二部 オペラ担当宛
≪メール≫ operadekobe@kobe-bunka.jp (「@」を小文字に変換してお送りください)
4.その他、今回のオペラ事業の特徴
神戸を中心に活動する音楽家、団体、そして公募で選ばれた市民コーラス等との協働により、本格的なオペラを自主制作いたします。前回「カルメン」と同様に、佐渡裕氏を監修協力に迎え、助言をいただきながら、質の高いオペラを制作してまいります。また、特に若手アーティストを積極的に起用することにより、次世代の神戸の文化芸術を担う人材を育成し、神戸の文化振興の向上を目指すことを目的としています。
今回はその他、新たに、以下3つの点が、特徴として挙げられます。
(1)神戸市演奏協会との共催
混声合唱団と室内合奏団をかかえる神戸市演奏協会と、神戸文化ホールを管理・運営する当市民文化振興財団との合併を来年度に控え、歌手に混声合唱団のメンバーを、管弦楽に神戸市室内合奏団メンバーを起用しています。
(2)関連事業の充実
オペラの楽しさを多くの方に知ってもらうため、関連事業をいたします。前回も行い、満席になりました稽古見学会は、12月ごろに音楽稽古の、2月ごろに立ち稽古の見学会を予定しています。また、出演者による解説セミナーなども、11月ごろから予定しています。
(3)高校へのアウトリーチ
上記、関連事業の一環で、歌手による高校へのアウトリーチを行います。その際に、オペラの魅力だけでなく、阪神淡路大震災を経験した神戸だからこそ伝えられる、音楽の持つ社会的力を若者に伝えていきます。具体的には、阪神淡路大震災を経験し、音楽活動によって乗り越えてきた歌手の方による、トークと演奏を行う予定です。
5.お問合せ
公益財団法人 神戸市民文化振興財団
〒650-0017神戸市中央区楠町4-2-2 神戸文化ホール内
TEL 078-351-3597 FAX:078-351-3121
MAIL operadekobe@kobe-bunka.jp