緑のテーブル2017~神戸文化ホール開館50周年記念Ver.~
50人で踊る「緑のテーブル2017」
「緑のテーブル2017」は、ドイツの振付家クルト・ヨースが1932年に発表した「La Table Verte(緑のテーブル)」に想を得て、新たに創作したコンテンポラリーダンス作品です。ヨース作品に芝居のような筋書きはないものの、それぞれのダンサーがキャラクターを演じ、ヨースの造形した登場人物の演技を通して、私たちは人間の普遍的な感情に触れることができます。「緑のテーブル2017」はこのようなヨース作品の骨格に触発され、それを今日の視点から描き直し、今を生きる人々の心に触れようとした作品です。今回は公募ワークショップ参加者も併せて、総勢50人の出演者とともに創作する、特別バージョンをご覧頂きます。
開催日時 | 2023年10月21日(土) 15:00開演(14:30開場) |
---|---|
会場 | 中ホール |
チケット |
【全席指定席・税込】 ※未就学児のご入場はご遠慮ください。 ※終演時間は16:15の予定です。 |
チケット発売 | 会員先行:2023年6月29日 一般発売:2023年7月6日 |
チケット取り扱い | 神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349 神戸文化ホールオンラインチケット チケットぴあ (Pコード:520-205) ローソンチケット (Lコード:53352) |
主催 | 神戸文化ホール(指定管理者:(公財)神戸市民文化振興財団) |
お問い合わせ | 神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349 |
緑のテーブル2017関連企画の開催
緑のトークセッション
様々な踊りのバックグラウンドを持つ多彩な表現者が、「緑のテーブル2017」に連なる
ダンス談義を展開します。作品の鑑賞が何倍も楽しくなる関連トークセッションにご期待ください。
①夏の朝篇「舞踏の視点」
森山未來×ダニエル・プロイエット×岡登志子
日時:2023年8月24日(木)10時開始
②秋の夕篇「伝統と現代」
垣尾優×善竹忠亮×岡登志子
日時:2023年9月21日(木)19時開始
詳細はこちらから。
【出演】
<出演・配役>
風:貞松融(貞松・浜田バレエ団)
風 : 中村恩恵
死神:垣尾優
利得者 : 糸瀬公二(アンサンブル・ゾネ)
兵士 : 堤悠輔(貞松・浜田バレエ団)
難民 : 岡登志子(アンサンブル・ゾネ)
パルチザン : 松村有実(アンサンブル・ゾネ)
パルチザン : アントニア・シュテッカー(アンサンブル・ゾネ)
政治家 : 善竹忠亮 (大蔵流狂言方)
政治家/女たち : 武藤天華(貞松・浜田バレエ団)
政治家 : 大門智(貞松・浜田バレエ団)
政治家 : 大熊隆太郎 (壱劇屋)
政治家/女たち : 桑野聖子(アンサンブル・ゾネ)
女たち : 小林奈央(貞松・浜田バレエ団)
女たち : 小澤日向花(貞松・浜田バレエ団)
女たち : 河合宥
女たち : 長谷川陽菜
アンダースタディ: 橋本さくら(ENTERART)
音楽協力 (ピアノ演奏):田村ゆう子 金岡優子
<賛助出演>
岩田尚登(時宗満福寺住職・踊り念仏プロジェクト“YUYAKU”)
大谷燠(NPO法人ダンスボックス理事長・新開地アートひろば館長)
桂あやめ(落語家・神戸新開地喜楽館利用促進委員)
衣笠収(NPO法人umidas耕作所)
島田誠(ギャラリー島田・公益財団法人神戸文化支援基金理事長)
下田展久(NPO法人芸術と計画会議)
全美玉(多文化まちづくりの会会長)
服部康子(元兵庫県人権教育研究協議会事務局長)
廣中薫(美術家・神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科准教授)
ミヒャエル・イェーレ(大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館首席領事)
李圭燮(韓国民団兵庫県本部前団長) ※五十音順
<一般参加>
祈りの踊り連:
今貂子 内山悠紀 太田悠希 片岡達美 鴨谷香 河元明里 久々成秀司
坂田美優 島田迪 島田容子 高島明子 髙橋詩菜 舘明子 CHIAKI TOTTO
野本有希 波多野円香 原田真二 平野陽子 MASAKO 山口陽名利 やましたせつこ ※五十音順
【出演者プロフィール】
岡登志子 TOSHIKO OKA
アンサンブル・ゾネ主宰。ドイツNRW州立Folkwang芸術大学舞踊科卒業。1993年より神戸を拠点にドイツで習得したダンスメソッドを実践しながら、現代を生きる人間に共通する身体を通し、人間の実存を問う作品づくりを行っている。2010年より大野一雄フェスティバルに毎年参加。2014年神戸長田文化賞、2018年KOBE ART AWARD大賞、神戸市文化賞受賞。近作に「2022空 そこはかとなく刻々に」(2022)、ピアニスト高瀬アキとの共作「キッチン」(2022)
貞松融 TORU SADAMATSU
貞松・浜田バレエ団代表。1932年生まれ。戦争の経験から「芸術は人を裏切らない」という思いで舞台芸術の世界に飛び込む。法村康之、松山樹子、マリカ・ベゾブラゾヴァに師事。フランス、モナコ、イギリス、アメリカ、中国に研修及び短期留学。1998年舞踊文化功労賞、2008年橘秋子賞・功労賞、2012年文化庁長官表彰、2022年第70回舞踊芸術賞受賞。
垣尾優 MASARU KAKIO
モダンダンスや大野一雄の舞踏などに強く影響を受けながら、音楽や哲学、映画やストリートカルチャーなどの現代の様々な分野の表現にも影響を受け、独自の解釈し身体化した動きに定評がある。2004年より岡登志子主宰アンサンブル・ゾネの作品にゲスト出演。2006年、塚原悠也とcontact Gonzoを立ち上げ、2009年まで活動。FIDCDMX(メキシコ)ソロダンスコンペティションに選出(2018年)。垣尾優ソロダンス『愛のゆくえ』(2019年)『それから』(2021年)発表。
中村恩恵 MEGUMI NAKAMURA
ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル賞受賞後渡欧。モンテカルロ・バレエ団等を経て、イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターに所属し世界を牽引する振付作家達の創作に携わる。振付家として精力的に活動しながら、後進の育成にも熱心に携わっている。2007年より、活動拠点を日本に移し振付家としての活動を精力的に展開。2011年芸術選奨文部科学大臣賞、2015年服部智恵子賞、2018年紫綬褒章等多数の受賞歴を持つ。
【スタッフ】
構成・振付・演出:岡登志子
美術:廣中薫
照明デザイン:吉本有輝子
照明アシスタント:岩元さやか
舞台監督:大田和司
テーブル製作:柏木準人
音響:西川文章
衣装:牧和美
ヘアメイク:KOMAKI(kasane)
手話指導 : 三田宏美
ゲストトレーナー:市田京美
宣伝美術:ヤング荘
プロデューサー:岡野亜紀子(神戸文化ホール)
制作:熊井一記(神戸文化ホール) 土山麻理子(神戸文化ホール)
照明デザイン:吉本有輝子
舞台監督:大田和司
音響:西川文章
参考動画
https://vimeo.com/261570356
https://vimeo.com/283234463
公演写真(参考)
(2022年7月中央区文化センター多目的ルームで上演記録です)
※公演内容を変更する場合がございますので、ご了承ください。