チェルフィッチュ×藤倉大with神戸市室内管弦楽団アンサンブル「リビングルームのメタモルフォーシス」
開催日時 |
2025年2月1日(土)
14:00開演 2025年2月2日(日) 14:00開演 |
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会場 | 中ホール |
チケット | 一般 5,000円 U25(25歳以下) 2,500円 ※全席指定、税込 ========== 下記プレイガイドにて、先行販売(先着)の実施いたします。 ・チケットぴあ ・ローソンチケット 【先行販売期間】 2024年10月18日(金)12:00~10月24日(木)23:59 ========== ※ 座席列は「1列」が最後列となります。 ※ 未就学児童のご入場はご遠慮ください。 ※ 車椅子席、補助犬同伴可能席(20列11~12番、29~30番)のご購入については、神戸文化ホールプレイガイド(電話・窓口)までご連絡ください。 ※ 小学生以上18歳以下のお子さま無料招待や同伴者(保護者等)割引チケットの販売は、神戸文化ホールプレイガイドのみの取り扱いになります。 ※ U25(25歳以下)チケットをお買い求めの方は、後方1列~10列の座席をお選びください。 |
チケット発売 | 会員先行:2024年10月18日 一般発売:2024年10月25日 |
チケット取り扱い |
神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349 神戸文化ホールオンラインチケット チケットぴあ (Pコード:529-596) ローソンチケット (Lコード:57195) イープラス |
主催 |
(公財)神戸市民文化振興財団 神戸文化ホール |
お問い合わせ |
神戸文化ホールプレイガイド 078-351-3349 |
作品について
日本初演ツアー、東京を経て「神戸」で開催!
チェルフィッチュ主宰/演劇作家 岡田利規 × 作曲家 藤倉大
演劇と音楽、それぞれの分野で
挑戦的な創作を続ける二人がコラボレーションした注目作
ヨーロッパ最大級の芸術祭ウィーン芸術週間(Wiener Festwochen)が、演劇作家・岡田利規が主宰する演劇カンパニー『チェルフィッチュ』に新作委嘱をしたことにより生まれた作品。2021年から作曲家・藤倉大とのコラボレーションのもとでクリエーションがスタートし、2023年5月に世界初演。2024年9月の東京公演を経てこの度、満を持して神戸で初披露されます。
神戸市室内管弦楽団のメンバー7名からなるアンサンブルが出演
特別なコラボレーションに注目!
6名の俳優と7名の演奏家が舞台空間を共有し、演劇と音楽のパフォーマンスを舞台上に並置することにより、双方が溶け合った先にあるフィクショナルな空間を生み出すことを目指した舞台芸術作品。神戸公演では、神戸文化ホールを拠点に活動するオーケストラ、神戸市室内管弦楽団のメンバー7名からなるアンサンブルが出演します。今回、日本初演ツアーで巡回する東京、神戸、愛知のうち、演奏団体が違うのは神戸だけ。特別なコラボレーションによる、新たなアップデートにご期待ください。
これは演劇の上演か、音楽の演奏会か――
フィクショナルな劇空間に音の粒子が混ざり合う“音楽劇”
賃貸契約の一方的な破棄により、住む家をいきなり追い出されそうになる家族の物語。
リビングルームで交わされる家族の会話が進むにつれ、やがて人智の及ばない強大な力が見え隠れし始め、次第に不穏な空気や気配と交錯し、その問題自体が舞台上から消え去ってゆく。そして、人間の世界を圧倒する存在が上演を支配し、まったく新しい世界が舞台上に立ち現れる――
6名の俳優たちが発する言葉と、7名からなるアンサンブルの演奏が響き合い、物語が次第に音に溶け込んでいく時、計13のサウンドはどう関係し影響し合い、どのような変化を舞台上に繰り広げるのか。そして俳優たちは、ナラティブとは別の基準によって作られた「振付」を遂行し、次第に変態していく。音楽家もまた、楽譜に書き込まれた多彩な技法を用いて音楽を変容させてゆく。舞台上が “メタモルフォーシス(変形・変身)”していく様を、私達はどう観るか。
演劇のみならず、現代アート、音楽、舞踏、ダンスパフォーマンスなどに興味がある方も必見。新しい“音楽劇”をお見逃しなく!
小学生以上18歳以下無料でご招待いたします!
本公演では、2日間合わせて限定185名のお子さま(小学生以上18歳以下)を、無料でご招待いたします。また、同伴される保護者等(※)の方には、限定55名で、一般席(5,000円)を半額(2,500円)でお買い求めいただけます。
この機会にぜひご鑑賞ください!
※人数限定・先着順
※未就学児入場不可
※神戸文化ホールプレイガイドのみで販売
※別途チケット発券手数料等をご負担いただきます。
チケットの申込み方法などの詳細につきましてはこちらをご覧ください。
※この優待は、文化庁による文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業)に採択され、行われるものです。
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文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業)とは?
子供たちが劇場・音楽堂等において本格的な実演芸術を鑑賞・体験等する機会を提供する取組を支援することにより、子供たちの豊かな人間性の涵養を図るとともに、将来の文化芸術の担い手や観客育成に資することを目的とします。
(詳細は文化庁ホームページをご参照ください)
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鑑賞サポート
・ 車椅子席・補助犬同伴可能席(神戸文化ホールプレイガイド電話・窓口のみ取り扱い)
・ 車椅子・オストメイト対応トイレ
・ 館内専用車椅子の貸出
・ 舞台上オープン字幕(英語・日本語)
・ 赤外線補聴システム『アシストホーン』の貸出(先着順)
・ 託児サービス〈定員:5名/要予約/先着順/対象:1歳~就学前まで/託児利用可能時間:開場~終演後20分まで/利用料金:無料〉
⇒申し込みはこちら〈申込締切:2025年1月10日(金)〉
神戸文化ホール開館50周年記念事業特設ウェブサイト
https://www.kobe-bunka.jp/hall/50th/
本公演は、「神戸文化ホール 開館50周年記念事業 2024劇場讃歌」のラインナップの1つとして開催しています。
神戸文化ホールは、2023年に開館50周年を迎えました。この節目の年を記念して、2023年5月から2026年3月までの間、神戸の力を結集したオペラ、コンサート、演劇、コンテンポラリーダンスなどを神戸文化ホールがプロデュースする「開館50周年シリーズ」を開催しています。シリーズ2年目の今年は、『劇場讃歌』と題してプログラムを展開。本公演も、本記念事業の1つとして開催しています。
【1/14(火)情報更新】両日とも、公演後にアフタートークの開催が決定しました
●2/1(土)アフタートーク
神戸公演では、神戸文化ホールを拠点に活動するオーケストラ、神戸市室内管弦楽団のメンバー7名からなるアンサンブルが出演しています。本作で演奏を担うアンサンブルは、世界初演から数えると、3団体目。新たなコラボレーションの裏側をお話しいただきます!
〈登壇者〉
岡田利規(チェルフィッチュ主宰/演劇作家)
高木和弘(神戸市室内管弦楽団首席コンサートマスター)
上田希(神戸市室内管弦楽団首席クラリネット奏者)
●2/2(日)アフタートーク
チェルフィッチュが劇場で神戸公演を行うのは、2004年に神戸アートビレッジセンター(KAVC)で『三月の5日間』を上演して以来、なんと20年ぶり!久しぶりの神戸での公演開催を記念して、作・演出の岡田利規さんにじっくりとお話をうかがいます。
〈登壇者〉
岡田利規(チェルフィッチュ主宰/演劇作家)
プロフィール
作・演出:岡田利規
演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰。その手法における言葉と身体の独特な関係が注目され、2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞、同年7月『クーラー』で「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005ー次代を担う振付家の発掘ー」最終選考会に出場。2013年に演劇論集『遡行 変形していくための演劇論』(河出書房新社)を刊行。
2016年からはドイツの公立劇場レパートリー作品の作・演出も継続的に務める。2020年『掃除機』(ミュンヘン・カンマーシュピーレ)および2022年『ドーナ(ッ)ツ』(ハンブルク、タリア劇場)でベルリン演劇祭(ドイツ語圏演劇の年間における“注目すべき10作”)に選出。
タイの現代小説をタイの俳優たちと舞台化した『プラータナー:憑依のポートレート』で第27回読売演劇大賞・選考委員特別賞を受賞。能のナラティヴの構造を用いた『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』(KAAT神奈川芸術劇場)で第72回読売文学賞・戯曲・シナリオ賞及び第25回鶴屋南北賞受賞。2021年には『夕鶴』(全国共同制作オペラ)で歌劇の演出を手がけた。
小説家としては、2007年に『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(新潮社)を刊行。第2回大江健三郎賞受賞。2022年に『ブロッコリーレボリューション』(新潮社)で第35回三島由紀夫賞および第64回熊日文学賞を受賞。
作曲:藤倉 大
大阪府生まれ。15歳で単身渡英しJ.ベンジャミンらに師事。これまでに数々の作曲賞を受賞、国際的な委嘱を手掛ける。オペラの国際評価も高く、2015年にシャンゼリゼ劇場、ローザンヌ歌劇場、リール歌劇場の共同委嘱による《ソラリス》を世界初演。20年に自身3作目のオペラ《アルマゲドンの夢》が新国立劇場で世界初演された。17年から東京芸術劇場で開催の「ボンクリ・フェス」アーティスティック・ディレクターを務める。23年に4度目となる尾高賞を受賞。近年の活動はリモート演奏のための作品発表や、テレビ番組の作曲依頼等多岐に渡る。録音はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルやMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版。
出演:青柳いづみ、朝倉千恵子、石倉来輝、川﨑麻里子、矢澤 誠、渡邊まな実
演奏:神戸市室内管弦楽団アンサンブル
【神戸市室内管弦楽団プロフィール】
1981年、神戸市により「神戸室内合奏団」として設立。実力派の弦楽器奏者たちによって組織され、弦楽合奏を主体としながらも、管楽器群を加えた室内管弦楽団としての活動も活発に行う。これまでにゲルハルト・ボッセや岡山潔など音楽界の巨匠を音楽監督に迎え、国内外の第一線で活躍する指揮者・ソリストとの共演を重ねてきた。2018年より管楽器奏者が加入したことを機に、「神戸市室内管弦楽団」と改名。2021年には世界的なチェリストであり指揮者の鈴木秀美が音楽監督に就任し、古典派音楽を中心に質の高いアンサンブルの追求を続けている。定期演奏会の他にも、地域へのクラシック音楽普及や、音楽を通して地域の抱える課題に取り組むなど、公共の楽団としての活動も精力的に行っている。神戸文化ホールの専属団体。公益社団法人日本オーケストラ連盟準会員。
【神戸市室内管弦楽団アンサンブル】
[ヴァイオリン]高木和弘、西尾恵子
[ヴィオラ]亀井宏子
[チェロ]伝田正則
[クラリネット]上田希
[ファゴット]赤土仁菜
[チェレスタ]法貴彩子
2023.7.17 稽古場レポート(初演)
2024.8.19 ステージナタリー
2024.9.12 ぴあ
2024.9.14 日本経済新聞(有料記事)
2024.9.21 ステージナタリー
2024.10.3 朝日新聞(有料記事)
2024.12.21 ステージナタリー
2024.12.24 ぶらあぼ
クレジット
音響:白石安紀
音響スーパーバイザー:石丸耕一(東京芸術劇場)
照明:髙田政義(RYU)
衣裳:藤谷香子(FAIFAI)
美術:dot architects
ドラマトゥルク:横堀応彦
技術監督:守山真利恵
舞台監督:湯山千景
テクニカルアドバイザー:川上大二郎(スケラボ)
英語翻訳:アヤ・オガワ
字幕:合同会社ミチヤシステムズ
宣伝美術: REFLECTA, Inc.(岡﨑真理子+田岡美紗子)
プロデューサー:水野恵美(precog)、黄木多美子(precog)
プロダクションマネージャー:武田侑子
アシスタントプロダクションマネージャー:遠藤七海
神戸文化ホール
[プロデューサー]岡野亜紀子、鈴木彩
[制作]松井陽子、平川光江
[広報]野澤美希
[事業部長]熊井一記
主催:神戸文化ホール(指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団)
助成:令和6年度文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業
委嘱:Wiener Festwochen
製作:Wiener Festwochen、一般社団法人チェルフィッチュ
共同製作:KunstFestSpiele Herrenhausen、Holland Festival、愛知県芸術劇場、独立行政法人国際交流基金
企画制作:株式会社precog