800年に及ぶ茶の湯の歴史の中で、変化、発展を続けてきた茶碗にスポットを当てます。中国で焼かれた唐物、朝鮮半島で作られた高麗、日本独自の楽茶碗等、約50点を伝来や銘の由来とともに紹介。徳川第3代将軍家光が鶴の絵を描き、家光の茶道師範の小堀遠州が朝鮮に注文したものと伝えられている御本立鶴茶碗 銘「住之江」のほか、安土桃山・江戸初期に活躍した本阿弥光悦の作品、豊臣秀吉が入手した茶碗等、貴重な作品が展示されます。
画像 展覧会ちらし
期間:~8/30(日) 場所:香雪美術館(神戸市東灘区御影郡家2-12-1)
休館日:月曜、8/11(火)※8/10(月・祝)は開館
料金:一般700円、大学生・高校生450円、中学生以下無料
問い合わせ:同館(078)841-0652
※新型コロナウイルス感染防止のための、鑑賞にあたっての注意事項などを事前にご確認の上、お出掛けくださいますようお願いいたします。
「六甲ミーツ・アート」や「瀬戸内国際芸術祭」にも出展してきた若手アーティストの個展が開催されます。先史芸術や民族芸術、文化人類の学説に取材しながら、農耕や偶像をテーマにした作品を制作してきた久保寛子。今回は、世界各地に古代から伝わる説話を読み解き、見る人の想像力を喚起するインスタレーション作品を展示します。
画像 《ハイヌウェレの座像》 2020 鉄・粘土
期間:~7/17(金)
休館日:日曜・月曜
場所:ギャラリーヤマキファインアート(神戸市中央区元町通3-9-5 2階)
料金:無料
問い合わせ:同館(078)391-1666
※新型コロナウイルス感染防止のための、鑑賞にあたっての注意事項などを事前にご確認の上、お出掛けくださいますようお願いいたします。
‶イスをサイズで選ぶ視点を知り、これからのモノの選び方を考える展覧会″です。テーマは私たちの生活に身近なイス。「自分に合ったイスのサイズとは」を、様々な事例を通して考えることができます。ピアニストのためのイスや狂言師が舞台で使うイス、ツタかごを作る高齢女性が長時間作業しても疲れないイス等、使うシーンや体のサイズに合わせた7種類のイスを作り手の思いや製作過程とともに展示するほか、高さの異なるイスに座ってサイズの違いを体験できるコーナーも用意されています。もの選びの視点がぐっと広がる内容です。
画像 展覧会メインビジュアル
期間:7/7(火)~26(日)
休館日:月曜 場所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)(神戸市中央区小野浜町1-4) 料金:無料
問い合わせ:同センター(078)325-2235
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神戸市内にある海外移住と文化の交流センター内のスタジオを拠点に、芸術活動の場づくりに取り組むNPO法人「C.A.P.(芸術と計画会議)」が、子どもから大人まで楽しめるアートや音楽をテーマにしたワークショップ「アート林間学校@home 2020」の参加者を募集しています。 様々なアーティストが企画する多彩な講座が毎年好評。今年は新型コロナウイルス感染予防のため、物のやりとりとオンラインを活用した在宅で挑戦できる講座が盛りだくさん。思わずくすっと笑ってしまうものからアーティストが解説するオンライン音楽講座まで幅広い内容です。
画像 「アート林間学校@home 2020」のイメージ画像
申込:ホームページ上で随時、講座を公開。各講座の紹介ページの中にある専用フォームから申し込み。
http://cap-kobe-art-rinkan.com/2020/
問い合わせ:C.A.P.(神戸市中央区山本通3-19-8 神戸市立海外移住と文化の交流センター内) (078)222-1003※月曜休館
新型コロナウイルス感染症の影響下で頑張るアーティストに、1人あたり10万円を上限に補助金として交付する事業がスタートしました(10人以上の団体の場合、上限100万円)。音楽、演劇、舞踊、映像、美術、伝統芸能等、幅広い分野での活動が対象。活動の場が減っているアーティストが「with コロナ」時代に適応して文化芸術活動を継続していくために、新たに企画した取り組みを支援します。
※詳細はこちらのページからご確認ください。
第一次応募期間:7/8(水)~8/7(金)
※予算の上限に達した時点で募集を終了します。
事業実施期間:2020/4/1(水)~12/31(木)
※ 既に上記期間内に開催している事業も対象。ただし中止の事業に関しては対象外。
問い合わせ:神戸市総合コールセンター (078)333-3330
※問い合わせは 8 時~ 21 時まで(年中無休)
明石焼の伝統的な技法を踏まえながら新たな技術を加え、独創的でモダン作品を生み出す陶芸家・小倉健の作品展です。四季や海、山、野鳥等の自然との対話から着想を得て創作したオブジェや花器、茶碗等、約30作品を展示します。
画像 展覧会ちらし
期間:~8/22(土)
休館日:日曜・祝日※土曜は当面の間、休館。再開する場合は兵庫県公館ホームページで案内。
場所:兵庫県公館県政資料館展示室7(神戸市中央区下山手通4-4-1)
料金:無料
問い合わせ:兵庫県企画県民部知事公室秘書課儀典室(078)362-3823
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2009年の開館以来、「暮らしの中にアートを」を掲げるBBプラザ美術館が収蔵してきた現代アート約130点を展示します。今展のテーマでもある「眼で聴き、耳で視る」は洋画家・津高和一が好んで使った言葉で、この言葉のように心や様々な感覚を総動員して作家の思いや息遣いを感じることができる作品が集まっています。出品作家は津高のほか、中辻悦子、泉茂、山中嘉一、榎忠ら。神戸わたくし美術館所蔵の堀尾貞治の震災画も展示されます。
画像 津高和一《不詳》1980頃
期間:~8/28(金)
休館日:土曜・日曜・祝日※7/23(木・祝)以降は土曜のみ休館
場所:BBプラザ美術館(神戸市灘区岩屋中町4-2-7 BBプラザ2階)
料金:一般400円、大学生以下無料
問い合わせ:同館(078)802-9286
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鳥をモチーフとした絵を多く描き、イラストを始め幅広い分野で活躍するイラストレーター・遠山敦の作品展が開催されます。鳥だけでなく、猫や船を描いた作品等、その世界観を楽しめます。毎年神戸アートビレッジセンターで開催される人気のワークショップの講師も務めており、7月27日からはその作品も鑑賞できます。
期間:7/18(土)~8/2(日)
※平日は13:30~18:00、土曜・日曜・祝日は11:00~18:00(8/2は~16:00)
休館日:火曜
場所:神戸アートビレッジセンター(神戸市兵庫区新開地5-3-14)
料金:無料 問い合わせ:同センター(078)512-5500
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美術家・横尾忠則の肉体と生活・創作との関係を、絵画や版画、ドローイング、著書まで幅広い作品から探ります。展覧会会場を「兵庫県立横尾救急病院」と見立て、作品テーマを様々な診療科に置き換えて紹介します。幼少時代の体験や記憶を反映した絵画、五感の叫びを描き出したドローイングや絵画等、創作活動と肉体との強い結びつきを感じることができます。会期中に新型コロナウイルス感染症の影響で休館しましたが、再開後、今回の事態を受けた横尾忠則のアイデアでアップデートされた展示にも注目です。
画像 ポスター(デザイン:横尾忠則)
期間:~8/30(日)
場所:横尾忠則現代美術館(神戸市灘区原田通3-8-30)
休館日:月曜※祝休日の場合は開館、翌平日休館
料金:一般700円、大学生550円、70歳以上350円、高校生以下無料
問い合わせ:同館(078)855-5607
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『不思議の国のアリス』の初版(1865年)の挿絵画家、ジョン・テニエルが描いた挿絵をスクリーンに投影し、アンティーク ・オルゴール等の生演奏とともに上演します。彼が活躍していた時代に使用されていたアンティーク・オルゴール等の音色で、目からも耳からも多角的に物語を楽しめます。
画像「オルゴールシアター ジョン・テニエル“不思議の国のアリス”」上演の様子
期間:7/4(土)~9/9(水)
※上演時間は10:30~16:30の間、毎時30分から各回約15分
※こちらから要予約
休館日:7/9・16(木)、8/20・27(木)、9/3(木)
場所:六甲オルゴールミュージアム(神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145)
料金:中学生以上1,050円 、4歳~小学生530円※入館料として
問い合わせ:同館(078)891-1284
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昨年8月にリニューアルした兵庫区役所内の「みなとがわホール」にグランドピアノが寄贈され、お披露目の演奏会が開かれます。出演は、神戸市出身で世界的な数々のピアノコンクールでの入賞を重ねてきたピアニストの崎谷明弘。ヴィラニロボス作曲のブラジルの詩より「吟遊詩人の印象」、ベートーヴェン作曲のピアノソナタ第1番ヘ短調作品2-1、リスト作曲のパガニーニによる大練習曲より「ラ・カンパネラ」を披露する予定です。
画像 崎谷明弘
日時:8/1(土)13:00~14:00
※第1部感謝状贈呈式、第2部演奏会
場所:兵庫区役所2階みなとがわホール(神戸市兵庫区荒田町1-21-1)
料金:無料※7/17(金)までに要申込、抽選 下記サイトから申込可
https://kobecity-official-event.jp/form/1274
問い合わせ:神戸市事業・イベント案内センター(078)333-3372
※9:00~21:00 ※新型コロナウイルス感染防止のための、鑑賞にあたっての注意事項などを事前にご確認の上、お出掛けくださいますようお願いいたします。
6、7月に好評だった神戸文化ホールのピアノ貸し切りに続く第2弾。数々のピアノ公演も行われている東灘区文化センターの中ホールを貸し切って、ピアノを演奏できます。世界最高峰の「スタインウェイ Dタイプ」の音色と響きを堪能できる絶好の機会です。
期間:7/7(火)~7/31(金)
場所:東灘区文化センター うはらホール(神戸市東灘区住吉東町5-1-16)
料金:1時間3,000円 ※1日最大3時間まで予約可。利用人数は1名
問い合わせ:同センター (078)822-8333
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小さな子どもがお話の世界に入り込んで楽しめる生演奏付きの人形劇の上演です。作品は、お風呂が大好きな男の子の前にたくさんの動物が現れる『おふろだいすき』、元気な子豚が活躍する『こぶたのるーた』ほか。昨年、創立70 周年を迎えた人形劇団の公演です。
画像 公演ちらし
日時:7/4(土)①11:00開演②14:00開演
場所:葺合文化センター大ホール(中央区旗塚通4-4-1)
料金:親子ペア1,500円(前売のみ)、一般1,300円、4歳~小学校6年生700円
※3歳以下で膝上での鑑賞の場合は無料
申込・問い合わせ:同センター (078)242-0414
※インターネット予約も可
※新型コロナウイルス感染防止のための、鑑賞にあたっての注意事項などを事前にご確認の上、お出掛けくださいますようお願いいたします。
上方落語界を代表する一人である桂文珍の独演会が開催されます。熟練の話芸で笑いを次々に紡ぎ出します。
《必ず以下ご了承の上、ご購入ください》
・開場時間はチラシ掲載時間より繰り上げ12時に変更します。
・当日は必ずマスクの着用の上、入場時には検温にご協力ください。
・お荷物預かりは休止します。最小限のお荷物でお越しください。
・出演者へのプレゼント、面会はお控えください。
・お客様都合による払戻はできません。
日時:7/23(木・祝)13:00開演
場所:神戸文化ホール中ホール(神戸市中央区楠町4-2-2)
料金:一階席4,500円、二階席3,800円
申込・問い合わせ:神戸文化ホールプレイガイド (078)351-3349
チケットぴあ0570-02-9999(Pコード:500-493)
ローソンチケット http://l-tike.com/(Lコード:56373)
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ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(通称:MET)で上演される世界最高峰のオペラを映画館で上映するシリーズ。今回は、紀元1世紀のローマ帝国を舞台に愛と野望と裏切りが渦巻く人間ドラマを華麗に描くヘンデルのオペラ。主役アグリッピーナにメゾ・ソプラノのジョイス・ディドナート。MET初演・新演出
画像 ©Paola Kudacki/Metropolitan Opera
期間:7/3(金)~9(木)
場所:神戸国際松竹(神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館11階)
料金:一般3,700円、学生2,500円
問い合わせ:同館 (078)230-3580
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英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーンの新作舞台『ロミオとジュリエット』が劇場上映されます。プロコフィエフの名曲に乗せてコンテンポラリー・バレエに大胆にアレンジした新演出版。そう遠くない近未来、反抗的な若者たちを矯正する教育施設を舞台にした、新時代の『ロミオとジュリエット』の物語。
画像 © Illuminations and New Adventures Limited 2019
期間:7/3(金)~
場所:シネ・リーブル神戸(神戸市中央区浪花町59神戸朝日ビルディング地下1階・4階)
料金:2,200円
問い合わせ:同館(078)334-2126
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昭和46年に開館した「パルシネマしんこうえん」では、ロードショーが終了した作品の中から、テーマを設定して二本立てで名画を上映しています。 『永遠の門 ゴッホの見た未来』 現在、高い人気を誇りながら生前は1枚しか作品が売れなかった画家フィンセント・ファン・ゴッホ。自身も画家としてゴッホの作品と長年向き合ってきたジュリアン・シュナーベル監督による、新たな視点でゴッホの人生を描いた作品です。 『ゴッホ 最期の手紙』(吹替版) 125人の画家たちがゴッホのタッチを再現しながら描いた‶動く油絵″による映画。ゴッホの謎に包まれた死の真相に迫ります。
画像 ©Walk Home Productions LLC 2018
期間:7/7(火)~14(火)
場所:パルシネマしんこうえん(神戸市兵庫区新開地1-4-3)
料金:一般1,300円、シニア1,100円、大学生900円、高校生・中学生・小学生800円
問い合わせ:同館(078)575-7879
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経済破綻の状態の中、移民に対する暴力の嵐が吹き荒れた1970年代半ばのイギリス。音楽の力で人種差別撤廃を目指した若者たちがいた―。1978年4月30日に10万人を集めた大行進と音楽フェスは、人種や生まれによる差別等への反対を訴える数人の若者たちで結成したロック・アゲインスト・レイシズム(略称RAR)によって実現しました。RARや音楽フェスに出演したザ・クラッシュのメンバーらへのインタビュー、貴重な当時の映像資料から彼らの思いに迫ります。音楽フェスのライブ映像も見どころのドキュメンタリー映画です。
画像 ちらし画像
期間:7/11(土)~17(金)
場所:元町映画館(神戸市中央区元町通4-1-12)
料金:一般1,700円、シニア1,200円、学生1,000円
問い合わせ:同館 (078)366-2636
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2019年11月に開館200周年を迎えたスペイン・マドリードにあるプラド美術館の名品に密着したドキュメンタリー映画。15世紀から19世紀にかけて歴代のスペイン王室が築いた膨大なコレクション中でも特に注目のディエゴ・ベラスケス、フランシスコ・ゴヤらの作品を接写し、筆遣いを克明に映し出します。同館学芸員の解説や収蔵品を保存、修復、研究するスタッフの作業の風景等も。同館の魅力を余すところなく伝える作品です。
画像 ©2019 - 3D Produzioni and Nexo Digital - All rights reserved
日時:7/24(金・祝)~
場所:シネ・リーブル神戸(神戸市中央区浪花町59神戸朝日ビルディング地下1階・4階)
料金:一般1,800円、大学・専門生1,500円、シニア1,200円、高校生以下1,000円
問い合わせ:同館(078)334-2126
※新型コロナウイルス感染防止のための、鑑賞にあたっての注意事項などを事前にご確認の上、お出掛けくださいますようお願いいたします。