財団について

理事長ご挨拶

市民のみなさまへ

 新型コロナウイルス感染拡大防止のための規制が順次緩和され、神戸文化ホールや神戸アートビレッジセンター、各区の文化センターも各種事業が再開されています。まだまだ以前のような状態ではありませんが、各施設ににぎわいが戻ってきました。職員一同、ひさしぶりにお客様の笑顔に接し、喜びと勇気を頂いています。
 コロナの襲来によって私たちはかつて経験したことがない打撃を受けました。長期の閉館でホールや練習室、会議室から音楽や話し声が消え、時計の針が止まってしまったようでした。この間、インターネットを使って家に閉じ込められた人たちに音楽や演劇を届けました。パソコンやスマホで見ていただいた方々から応援の言葉も頂戴しました。無人のホールでコンサート用ピアノを市民に弾いてもらったところ驚くほどの反響がありました。いずれも心より感謝申し上げます。しかし、この期間を振り返って痛感するのは、生のステージの感動や人が集うことによる幸福感に優るものはないということでした。
 今後、感染状況がどうなるのか、まったく先は読めません。収束していくことを願うばかりですが予断を許さないことも事実です。それだけに、皆様にはご不便をお掛けしていますが感染防止のご協力を得て、文化の灯を守っていくことに力を尽くしてまいります。明けない夜はありません。