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理事長ご挨拶

市民のみなさまへ

 10回目を迎えた神戸国際フルートコンクールはオンラインによる第一次審査が終わり、53人のフルーティストのうち14カ国26人が勝ち進みました。来年3月、神戸で開催される第二次審査への挑戦権を手にしたのです。これから半年余り、気鋭のコンテスタントたちがさらに音楽性や演奏技術を磨いて、ここ神戸文化ホールのステージに集ってくれることを大いに期待します。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって第一次審査の生の演奏を聴くことはできませんでした。しかし、53人の演奏はネットでいつでもどこでも視聴できます。バッハやパガニーニの課題曲をどのように奏でているのか、楽譜の解釈やセンスの違いを聴き比べながら楽しむことができ、フルートを演奏する人にとってはまたとない参考になりそうです。ぜひ、ご自宅のパソコンやお手元のスマホでご覧になってください。

 第二次審査が始まるまで、私たちはコンクールの機運を盛り上げるために、さまざまな企画を考えています。感染防止対策を取ったうえでのホールや街角での催し、オンラインによるイベントなど、withコロナの中で、文化の灯を絶やさないための試みを模索していきます。皆さまのご参加をお待ちしております。

そして、来年3月には世界から集った挑戦者が神戸文化ホールで熱戦を繰り広げます。誰が10回目の頂点に立つのか。私たちはコンテスタントたちの演奏をオンラインで“予習”したうえで、その瞬間を迎えられるのです。もちろんそんなコンクールは今回が初めてです。