世界的に活躍する振付家によるコンテンポラリーダンス作品が3月、相次いで神戸で上演される。ダンスの最先端を見て、感じることのできる絶好の機会だ。
各公演のみどころを、主催者に聞いた注目点とともに紹介する。
世界的に活躍する振付家・ダンサーの湯浅永麻を筆頭に、様々な分野のアーティストが神戸に結集して一つのパフォーマンス作品をつくるKIITOによるプロジェクトの公演。衣装、音楽、舞台技術がダンスに加わることで生まれる表現の世界をぜひその目で確かめて!
日時:3月6日(金曜日) 19時30分開演
場所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)(中央区小野浜町1-4)
料金:一般3,500(前売り3,000)円、学生1,500(前売り1,000)円、小学生以下無料
※ワークショップあり
※KIITOウェブサイトから申込
お問い合わせ:同センター 電話:078-325-2235
湯浅永麻(振付家・ダンサー)
ネザーランド・ダンス・シアターに11年間所属。現在はジャンルの違うアーティストとのコラボレーション等、国内外で活躍する。柔らかさと鋭さを掛け合わせた力強いパフォーマンスが魅力。
アラン・ファリエリ(振付家・ダンサー)
ネザーランド・ダンス・シアターに所属後、現在はスペインを拠点に様々なプロジェクトに参加する。
ネザーランド・ダンス・シアターとは?
1959年オランダで創立。世界屈指のコンテンポラリーバレエダンスカンパニー。各地から優秀なダンサーが集い、600を超える作品を発表している。
世界的に活躍する振付家・ダンサーの湯浅永麻の卓越したパフォーマンスと、KIITOの広大なホールを生かした演出は見逃せない。
作品は、参加アーティストにファッションデザイナーの廣川玉枝、音楽家・前田勝彦によるソロユニット、world 's end girlfriend、テクニカルディレクターの遠藤豊が加わり、神戸に滞在して作品をつくり上げる。身体の機能性や美しさの拡張を目指して皮膚をコンセプトに作った衣装、作品に合わせて作曲された音楽、音響や照明が湯浅らの表現とどう反応し合うか楽しみ!
今公演のために振り付けされた2作品を含む、日本初公開の3作品を上演。
世界で注目を集める3人の振付家の作品から、コンテンポラリーダンスの“今”を感じよう。
日時:3月14日(土曜日) 18時開演
場所:神戸文化ホール中ホール(中央区楠町4-2-2)
料金:S席5,000円、A席4,000円、B席2,000円 ※鑑賞は5歳以上
お問い合わせ:貞松・浜田バレエ団 電話:078-861-2609
光とリズムを巧みに操り、観客を飽きさせない奇想天外な作品。
弦楽奏者が舞台上で生演奏する。
振付家:アレクサンダー・エクマン
スウェーデン出身の気鋭の振付家。「CACTI」は世界の有名バレエ団が上演しており、今、注目の振付家。
人の心の中をのぞき見ているような感覚に。
バレエとは違う身体表現もみどころ。
振付家:アディ・サラント
2009年から8年間、振付家の巨匠オハッド・ナハリンとともにバットシェバ舞踊団の芸術監督を務める。
“音楽の父”バッハの音色に乗せて届ける筋書きのない物語。
振付家:大石 裕香
現代バレエ・振付家の巨匠、ジョン・ノイマイヤーが率いるドイツの名門、ハンブルク・バレエ団で日本初の女性ソリストに。現在はフリーランスの振付家として活動。
森優貴による高校生のためのダンスワークショップ2020
欧州のダンスカンパニーで日本人初の芸術監督に就任し高い評価を得ている森優貴が、高校生のためにワークショップを実施。踊ることが好きな高校生は誰でも申し込める。
日時:3月19(木曜日) 18時~19時30分
3月20日(金曜日・祝日) 14時~15時30分
3月21(土曜日) 14時~15時30分
※終了後交流会あり
場所:神戸アートビレッジセンターリハーサル室2(兵庫区新開地5-3-14)
定員:各日15人 ※先着
料金:1日2,000円、3日間通し5,000円
お申込み:①氏名(ふりがな)、②年齢、③住所、④電話番号、⑤メールアドレス、⑥簡単な舞踊歴、⑦参加日を記載し、kobebunkahall[AT]kobe-bunka.jpへ
※送信の際は[AT]を@に変換してください。
お問い合わせ:神戸文化ホール 電話:078-351-3535